更新日:2024年04月19日 19:35
恋愛・結婚

女性新入社員からラブホに誘われて…。2年間の“ヒミツの関係”で残されたのは後悔と借金のみ――ラブホに泊まる人々トップ3

彼女に誘われてラブホテルへ

部屋から出ていく女性「上司とAがいつの間にか2人で帰ってしまったんです。僕とBは取り残されたかたちとなりました。真夏の暑さと海遊びで体が汗まみれだったので、僕はマンガ喫茶に行こうと言いました」  すると、新入社員のBから思いもよらない言葉が返ってくる。 「Bが『お風呂に入りたい』と言ったので、僕は『じゃあ、帰ろう』と返しました。しかし、まさかの『今日は帰りたくない!』です。僕は既婚者なのですが……結局、誘惑に負けてラブホテルに行きました」  これがきっかけで、山本さんとBは不倫関係に陥った。 「その頃、僕には妻と3歳の子がいました。職場までは車で50分かかるため『今日は会社へ泊まる』と嘘をつきながら、ラブホテルに通い詰める日々が続きました」  山本さんは、自分自身も家庭に息が詰まっていたのか、次第にBとの交際が楽しくなってきたという。そんな不倫関係が2年ほど続いた頃、Bの妊娠が発覚してしまう。

2年間の不倫で残されたのは後悔と借金

「Bはつわりがひどく、職場には違う理由で具合が悪いと報告し、2人でどうするか話し合いました。結果おろすことになり、費用は僕が借り入れをして払いました。そして、僕はなんとなく職場にいることが気まずくなり、辞めることになりました」  それからはお互いの連絡先を消し、会うことはなかったそうだ。山本さんに残されたのは後悔と自責の念。 「彼女との関係で、何か残ったものはあったのか。生まれてくる予定だった子どもに自分はなんてことをしてしまったのか……」  じつは山本さんはBと不倫するために、借金をしていた。月々の給料は家族との生活費に充てていたので、本来は火遊びをする余裕なんてなかったのだ。  借金の返済は今も続いている。そのたびに過去の過ちが脳裏をよぎり、「もう不倫なんてしない」と誓う。現在は、子どもたちの成長が生きがいなんだとか。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
1
2
おすすめ記事