極端な例ですが、「低年収・フリーター・清潔感なしの男性」が、「年収3000万円の超美人女性社長」を落とそうとしているとします。どう感じるでしょうか。ほとんどの人は「そんなの無理に決まってるじゃん!」と思うはずです。 　なぜそう思うのかというと、「超美人女性社長が、その男性に価値を感じるはずがない」からです。 　この男性がこの女性を落とせるとしたら、それはテレビドラマの中だけ。そのテレビドラマにおいても、男性役はイケメン俳優が演じるでしょうし、最低限の清潔感は持たせるはずです。 　女性はたとえば、「仕事はすごいけれど、プライベートはボロボロ」などの描写が入ると思います。そうでないと「この女性がこの男性に価値を感じるだけの説得力」を視聴者に与えることができないから。 　話を整理しますが、女性を落としたい場合は、その女性に「この男性には価値がある」と感じさせる必要があります。そして、男性の価値が高ければ高いほど、「その男性に価値を感じる女性」が増えるのでモテやすくなりますよね。 　先ほどもお伝えしましたが、男性としての魅力の土台ができていないにもかかわらず、小手先のテクニックに頼ってもうまくいきません。 　また、「本当にこれをすればモテる！」と信じてテクニックなどを身に付けようとするならまだしも、実際には多くの男性が「努力をするのは面倒だし、テクニックで何とかならないかな……」と無意味な期待をしているはずです。 　そういった「言い訳マインド」から早めに卒業しないといつまで経ってもモテません。