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僕青・西森杏弥「中間管理職のような存在になりたい」。成人の抱負

 アイドルグループ・僕が見たかった青空(通称・僕青)が5日、東京・気象神社で「僕青メンバー成人式」を開催した。僕青のメンバーで、今年20歳を迎える青木宙帆(あおき ゆうほ)、西森杏弥(にしもり あや)、持永真奈(もちなが まな)の3人が、艶やかな晴れ着姿で晴天祈願を行った。

新年の目標を記した絵馬を披露

 参拝・ご祈祷を終えた3人は、新年の目標を記した絵馬を披露。「自分らしく輝く」と書いた持永は、「去年はライブとかでも積極的に発言できなくて少し後悔してしまったので、今年はもっと積極的に行動してチャレンジ精神を大切にしていきたいと思います」とコメント。 「有言実行」という青木は、「昨年は1年を通じてたくさんの課題や目標に向き合うことが多かったので、その1つ1つを言葉にして実行できるような責任感のある人になりたい」と力を込めた。  そんななか西森は、「僕青の中間管理職」を掲げて、「グループでは年齢が上のほうなので、引っ張っていけるような存在になりたい。リーダーの塩釜菜那(しおがま なな)も支えたいという想いで書きました。あと私、(工業高校出身で)土木を学んでいたので、“中間管理職”っていう響きがなんかいいなぁって」と笑った。  また、今月25日に20歳になる持永は、最初のお酒を聞かれるとビールと答えて、「ゴクゴク飲めるようになりたい。個人的にはメンバーと一緒に居酒屋に行くのが夢です!」と話した。

「被災地の方々にも元気や勇気をお届けすることができたら」

 僕青は、昨年6月に“乃木坂46の公式ライバル”として誕生。そして、8月に発売したデビュー曲『青空について考える』は、第65回日本レコード大賞で新人賞に輝いた。  怒涛の日々を振り返りながら、高知県出身の西森は「私は本当に田舎で育って『早く出ていきたい』と思っていたけど、(アイドルになって)『土佐弁がいいね』『高知は良いところだよね』と言ってくださる方が多くて。離れて気づく良さが大きかった」としみじみ。  沖縄県の石垣島で生まれ育った青木は、「1番変化を感じるのは気候。ずっと常夏のような場所で育ってきたので、東京の冬は隙間風が寒いです(笑)。なので、駅とか人がいるところは暖かいので居心地がいいなと感じてます」と独特な表現で取材陣を笑わせた。  今月1日に起きた能登半島地震に関する質問では、石川県出身のメンバー・吉本此那(よしもと ここな)に触れて、グループLINEで本人の無事を確認したことを報告。いまだ予断を許さない状況が続いているが、青木は「被災地の方々にも僕青の活動を通して、元気や勇気をほんの少しでもお届けすることができたらいいなと思っています」と素直な想いを伝えた。  日本全体を元気づけるプロジェクト「がんばれ!ニッポンのアイドル」から誕生した僕青が、心のモヤモヤを晴らす存在になってくれることを期待したい。 取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧
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