恋愛スキルが高い人間って、一言でいうと人間的魅力が豊富なんです。人間的魅力が豊富だから人を惹きつけることができるんです。では、人間的な魅力ってどうやって鍛えたらいいか。それは、あらゆる経験をすることです。 　例えば私は、モテなかった状態から「モテるようになりたい！」と一念発起したのが2018年。これまでのモテなかった人生を大きく変えたいのだから、年始からいつもと同じ行動をしてはダメだと思い、香港で年越し、元旦からマカオタワーで「絶対モテる男になってやる！！」と宣言してバンジージャンプしました。 　それからというもの、スーダンやエジプトなど海外旅行に行ったり、身の丈に合わないハイブランドの服を買ってみたり、毎週末は都内のクラブに遊びに行ったりしてたくさんの経験をしていると、今まで全く相手にされなかったたくさんの女の子からモテるようになりました（なぜそうなったのかは後述）。 　そして、その年の終わりには会社を脱サラし起業。今の妻ともその時に出会い、仕事も、収入も、恋愛状況も自分の人生の全てが本当に一変しました。 　けれども、こういう行動ってなかなか非常識ですよね。特に真面目な人ほど苦手傾向にあります。勉強もちゃんとやって、受験勉強もして良い大学にも入った、一般企業に就職して会社勤めしている。でも、そういう人って言葉は悪いけど「真面目以外に何もない」んです。 　こう言う話をするとよく「真面目な男を好きにならない女性のほうが悪い」なんてコメントが散見されますが、男性にも同じことが言えます。 　真面目だけが取り柄の質素倹約、おしゃれ感ゼロのノーメイクの女性よりも、おしゃれを楽しんでいて、適度に海外旅行や買い物が好きで、性格が明るくて、天真爛漫な女性のほうが一緒にいて楽しいですよね。そういう女性と一緒にいたほうがドキドキしますよね。真面目なだけで質素倹約して生きている人って人間的魅力が少ないんです。だから恋愛スキルが低くてモテないのです。