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【ダルビッシュvs黒田】 黒田に立ちふさがる「見えざる敵」

◆日本時間25日・午前プレイボール!

 いまだかつて、ボストンを襲った豪雨が、これほど多くの日本人に影響を及ぼしたことはなかっただろう。本来であれば、1日の差で実現しないはずのスケジュールだった両雄のマッチアップは、22日のヤンキースvsレッドソックスが雨天中止。先発予定だったヤンキースのCC・サバシアが翌23日に投げることとなり、当初23日の先発予定だった黒田が24日にスライドして、この夢のマッチアップが実現することとなった。(いずれも現地時間)

 2年連続ワールドシリーズ進出中のレンジャースではあるが、『ホームでのヤンキース戦』だけはどうも得意ではないようだ。過去10年のデータを見ると、ヤンキースだけが唯一、テキサスの本拠地・アーリントンで勝ち越している。ここ10年間の成績は、ホームのレンジャースが14勝、アウェイのヤンキースが26勝。

 年度別の勝敗でも、過去8シーズン、ホームのレンジャースが勝ち越したのはわずか1度だけ(ヤンキースは6回、引き分けが1度)。今日の一戦はヤンキース黒田がやや有利か?

 ところが……。

 黒田にはもう一つ戦わなければならない「見えざる敵」が存在する。

 それはNYのメディアだ。

NYのメディア

手のひら返しが得意なNYのメディア。伊良部、松井ら「歴代のヤンキー」もこれに苦しめられた

 写真(http://nikkan-spa.jp/198963/kuroda-2)をご覧いただければ分かるとおり、今季のホーム開幕戦で快投を見せた翌日は、黒田の名前(博樹)にかけて“SUPER HIRO”と大絶賛したものの、わずか4日後にノックアウトを喰らうと、翌日の誌面は「この前のはナシよ」と言わんばかりに“HIRO to ZERO”という辛辣な見出しが踊った。

Welcome to the BIG APPLE.

 これがニューヨークの宿命なのだ。

<取材・文/NANO編集部
海外サッカーやメジャーリーグのみならず、自転車やテニス、はたまたマラソン大会まで、国内外のスポーツマーケティングに幅広く精通しているクリエイティブ集団。「日刊SPA!」ではメジャー(MLB)・プロ野球(NPB)に関するコラム・速報記事を担当




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