更新日:2024年06月01日 20:03
エンタメ

電撃ネットワーク南部虎弾氏が「生前にやり残したこと」。メンバーが語る、その素顔

若手メンバーの3人を「次のステップに進ませたい」

――今後の展望について教えてください。 ギュウゾウ:次のリーダーはまだ決めていません。個人的にはすぐにリーダーを決めるのには賛成ではないんです。例えば、いかりや長介さんが亡くなってからのドリフターズさんは、リーダー不在のままでも滞りなく活動していましたよね。ただ、エンターテイメントのグルーヴは若い世代が作ったほうがいいとは思っています。特に笑いは、世代によって感性が大きく違いますしね。うちの若手メンバーは3人とも素材がいいので、いずれ彼らが中心になって進めてくれるんじゃないですかね。 ――若いメンバーにも期待と責任がかかりますね。 ギュウゾウ:必ず変化はすると思いますし、むしろしなくてはいけません。若手を次のステップに進ませてあげるのが、僕の役割かなと思っています。 ===== リーダーでもありアイコンだった、鬼才・南部氏を失った電撃ネットワーク。しかし、“盟友”ギュウゾウ氏はしっかりと先を見据え、変化を厭わない新しい姿を思い描いているようだった。過激なパフォーマンスを継承しつつ進化させ、末永くグループが存続することを南部氏は望んでいるのではないだろうか。 <取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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