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「還暦近い両親」が熟年離婚したワケにドン引き…「親の財産なんて一銭もいらない」30代男性の嘆き

このままなら親子の縁を切ろうかと思う

両親の離婚騒動で、家族が崩壊しそうなピンチを迎えている神田さん。双方が不倫をしていたということで、どちらも擁護できない状況となり、このままでは親子の縁を切る可能性もあると明かしてくれた。 「父も母も憎しみ合っていて、お金を巡ってまさに骨肉の争いをしている。自分は一人っ子なのですが、見ていられないというのが正直な感想です。街中で、仲良さそうに孫と遊んでいる老人を見ると、涙が出てきそうです。妻の両親は遠方に住んでいるので頻繁に会うこともできなく、娘は寂しい思いをしている。そんな話をしても、お互いが悪いと罵るばかりで、孫のことなんて少しも考えていない。もう、人間性まで疑うレベルになっています。このまま離婚騒動を続けるなら、親子の縁は切って連絡も取らないようにしようかと思っています」

泥沼展開で「親の財産なんて一銭もいらない」

還暦間近での離婚騒動で、神田さんはかなり疲弊していて両親へも恨みを持つようになったそうだ。そんな思いを知らずに、両親の離婚騒動はさらに熱いフェーズに突入しているという。 「父が、母の不倫相手に対して賠償請求を起こすと脅しているようなんです。一方で母も、父の不倫相手に慰謝料を請求するとかでまさに泥沼ですね。自宅は土地と家で4000万円ほどのもの。この自宅に関しても、絶対に渡さないとしている父を相手取って、母が訴訟を起こすと息巻いている。もう、ここまで来ると親の財産なんて一銭もいらないので、勝手にやり合ってくれというのが本音です。最近、もう2人に直接会うのは辞めてLINEで連絡を取るだけにしました。妻にも両親と縁を切りたいと相談したら応援してくれるというので、離婚騒動が片付いたらスマホの電話番号も変えて、一切連絡を取らないようにしたいと考えています」 熟年離婚をするのはそれぞれの夫婦の自由だが、周囲の人間も巻き込むということをしっかりと考えたうえで実行したほうが良さそうだ。 <TEXT/高橋マナブ>
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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