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還暦の母が美容に「3年間で1500万円」使っていた。「あと数年で破産する」と説得した結果…

現代では、女性だけでなく男性まで美容にお金をかけるのが当たり前になり、整形を普通に告白する芸能人まで出てきている。ただ、美容にかけるお金は高額になることもあり、家族が知らないうちにとんでもない金額を使用していたというトラブルも増えているようだ。 今回、そんな美容に関する家族間のトラブルについて話を聞かせてくれたのは、都内のIT企業に務めている神戸真由美さん(仮名・30歳)。神戸さんの母親は今年還暦を迎えたそうだが、実は3年前から美容にいきなり目覚めてしまったのだとか。
中年女性 美容

画像はイメージです

美容に興味がなかった母が「昨年は合計で6回も渡韓」

「私の実家は群馬県にあるのですが、仕事が忙しいのもあって頻繁には帰っていませんでした。母とは電話やLINEで連絡を取っているのですが、実際に顔を合わせるのは正月休みの年に一度くらい。なので、あまり変化に気づかなかったのですが、父から相談を受けて母がどっぷりと美容にハマっていることを知って。しかも、かなりの額を美容に注ぎ込んでいて、父が困り果てていたんです……」 女性であれば、何歳になっても若々しく美容に気を使うのは結構なこと。しかし、神戸さんの母親はあまりにハマりすぎて、家族もドン引きするお金の使い方をしているのだとか。 「私が知っている母は、あまり美容やファッションに興味がある人ではなかった。なので、私も父から相談を受けても、理解ができなかったんです。ただ、母に話を聞いてみると、最新の美容医療をうけて肌メンテをしているのだというんです。しかも、美容雑誌などで紹介されるような、一回のメンテナンスで数十万かかるような施術も受けていた……。聞くところによれば、昨年は合計で6回も渡韓して美容旅をしたようで、ちょっと度が過ぎた状況になっている。近所に美容マニアの友達がいるようで、影響を受けてハマったそうです」

父は「苦労をかけた負い目がある」

それまで興味がなかった美容にハマったという神戸さんの母親だが、行動はエスカレートして日本でも美容クリニックに通っていたのだとか。 「私も知らなかったのですが、父に内緒で都内にある有名な美容クリニックに通っていたそうなんです。そこでは、定番のシミ取りにはじまって、若返り効果があると言われてシワ取りのヒアルロン酸注射もしたとか。また、リフトアップ手術もやったようで、次々と美容整形にお金をかけている。最近では、シニア向けに若返りやエイジングケアを行うコースがクリニックにあるようで、いろいろとお金をかけて試していたようなんです。もちろん、きれいでありたいという気持ちは娘の私もわかるのですが、父はもう仕事をしていなく退職金を切り崩し普段はシニア向けのバイトで生活費を稼いでいる状態。なのに、美容関連で散在しているのですから呆れてものが言えません。父も、これまで母に苦労をかけた負い目があるので注意できず、美容に使うお金がエスカレートしていったみたいです」
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3年間で1500万円近く使っていた?
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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