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女性上司が作ったおにぎりに混入していた“まさかの物体”が気持ち悪すぎる…「何本か入っていた」――仰天ニュース傑作選

手作りのおにぎりに入っていたのは…

 怒り方が凄まじかったため、「まずいかな」と思いつつも、これで自分への興味を失ってくれるのではないかと期待したそうだが……。 「翌日、仕事をしている自分のもとに部長がやってきて、猫撫で声で『昨日はごめんね〜』と謝られました。興味を失うどころか、その後ますます執着されるようになりました。同じ部署のメンバーは残業を命じられているのに、自分だけ残業なしとされたり、特別なことをした訳でもないのに部のMVPに選ばれたりもしました。露骨なエコ贔屓は辛かったですね。影で先輩たちから『あいつは部長の奴隷だ』などと言われていましたから……」  今もトラウマになっている出来事も経験した。 「お昼に部長が作ったおにぎりを食べている時のことでした。違和感がしたので吐き出してみたら、毛が何本か入っていたんです。それ以来、おにぎりを食べようとすると思い出してえずいてしまうようになって……。また、お昼が近くなると腹痛に襲われるようにもなりました」

ついに家にまで顔を出すように…

 プライベートは死守していたものの、それも難しくなっていったという。 「仕事以外で部長と連絡を取らないようにしていました。ですが、ある休みの日に、何の連絡もなく部長がうちを尋ねてきたことがあったんです。インターホンを連打されて、出たらアウトだと思い、息を殺して居留守を決め込みました」  ストレスからくる腹痛は一向に治らなかった。 「本当に辛かったので、男性の上司に相談しましたが、まともに取り合ってもらえませんでした。それで、親会社から出向している別の女性の上司に相談したところ、親会社にセクハラを報告してくれたんです。それからしばらくして部長は地方に左遷されました」  その後も部長から「ちゃんとご飯食べてる?」「心配してるから」とのメールが届くことに。それは携帯番号を変えるまで続いたという。 <TEXT/和泉太郎>
込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
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