“カップ麺を膝に置いて爆睡”する泥酔リーマンの末路。予想どおりの結末に周囲は…――仰天ニュース傑作選
2024年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。「乗り物で腹が立った話」部門、仰天の迷惑行為の数々から第5位の記事はこちら!(集計期間は2024年1月~10月まで。初公開2024年6月19日 記事は取材時の状況)
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不特定多数の人と同じ空間を共にすることになる電車内。他の乗客の行動に迷惑した経験がある人も多いことだろう。飲食店に勤務している神谷勇輝さん(仮名・28歳)もそのうちのひとり。終電近くの電車で帰宅することも多く、たびたび迷惑な乗客に遭遇するという。
「隣の席に座ってきたサラリーマンに驚いたことがあったんですよね。そのサラリーマン、お湯が入った状態のカップラーメンを手にしていたんです。ベロンベロンに酔っ払っていて、おそらく飲んだ帰りにラーメンを食べたくなったものの、終電間際で店に入っている時間がないので、カップラーメンにした、みたいな感じでした。嫌だなと思いつつも、割り箸をスーツの胸ポケットに差しているのが、なんか面白くて」
気持ちは分からなくもないが、隣に座られるのは恐怖だった。
「カップラーメンを手にしながら居眠りし始めたんです。危険だと思ったのか、反対側の席に座っていた中年男性がカップラーメンを奪って床に置いたりもしたんですが、すぐに目を覚まして拾い上げてしまい……。再び居眠りを始め、再度床に避難させようとしたんですが、今度は目を覚まして怒り出したので、それからは誰も手をつけられなくなりました」
その状況下でだんだんと眠りが深くなっていく様子に、神谷さんの我慢も限界を迎えることに。
「カップラーメンを手にしたまま8の字を描くように動きだしたので、これは危ないと思い、自分は席を立ちました。他の乗客も離れて、サラリーマンの周りに人がいなくなり、みんな固唾を飲んで見守る感じになったんです」
そして、誰もが予想した通りの結末を迎えることに。
「サラリーマンが描く8の字が崩れた直後にカップラーメンをひっくり返し、自分の膝にぶちまけて……。悲鳴とともに飛び起きていました。誰かに押されたとでも思ったのか、周りに対して一瞬怒るそぶりを見せていましたが、誰もいないので恥ずかしくなったのか、ラーメンまみれのままで寝たふりを決め込んでいました」
泥酔サラリーマンがカップ麺を膝に置いて居眠りを…
危険を察して離れだす他の乗客たち
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込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
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