「雑誌に出してあげるよ」平成ギャルブームの裏で横行した“枕営業”の実態。「中3のギャル」にわいせつ行為し逮捕された43歳男性も
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。
さて、筆者はかつてギャル男ファッション誌に携わっていた経験があり、現在でも当時の編集者やモデルたちと繋がりがあるのですが、先日、この界隈をざわつかせた事件が起こりました。
4月16日、ギャルタレント・ゆきぽよさんがかつて所属していたギャル系の芸能事務所「デルタパートナーズ」とその代表取締役・小泉宗弘氏が、8200万円の脱税の罪で東京国税局査察部に告発されたというニュースです。
ただ、界隈の人々が「ざわついた」のは事実ですが、「驚愕した」ということはありませんでした。
その事務所の評判を知っていたり、社長と面識があったりした人ならば、あり得る話だと驚くことはなかったのです。
また10~20年ほど前の業界全盛期は、ギャル・ギャル男ファッション誌にモデルを送り込む芸能事務所やそれに類する団体がいくつもあり、代表者が問題を起こした事件が何度か起こっていました。
たとえば、かつて「ハローDJフクイプロジェクト」(通称ハロフク)という中高生ギャルサークルがあり、その代表者である福井雅啓(DJ FUKUI)氏は、実質的にギャル・ギャル男ファッション誌に“モデルの仕出し”をする業務を行っていたのですが、そんな福井氏は当時43歳だった2012年7月、逮捕されています。
ファッション誌のモデルになれるといった甘言で当時中学3年生だった少女を誘い、猥褻行為をしたとして児童福祉法違反の容疑でした。
そのほかにも、かつてのギャル・ギャル男ファッション誌界隈には“うさん臭い中年男性”たちがはびこり、ティーンのギャルたちを都合よく利用したり、喰いものにしたりしていたのです。

※画像はイメージです。以下同
ギャル・ギャル男ファッション誌界隈がざわついた
中学3年生の少女に猥褻行為をした中年代表が逮捕
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
この記者は、他にもこんな記事を書いています