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ちょいワルオヤジが枕営業強要報道でピンチ!? やり逃げは「ダメよ~ダメダメ」

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その46 ―

 以前本コラムでも紹介()した、ちょいワルおやじの雑誌「MADURO」の編集長、岸田一郎氏が、枕営業の強要をしたとして、訴訟沙汰になりそうな雲行きだ。 ※参照「オヤジは野暮ったいファッションでもモテる!?」
https://nikkan-spa.jp/613325
 フライデーによると、23歳のモデルA子さんが、TGCことトーキョーガールズコレクションのモデル出演と引き換えに、肉体関係を結ばされたというのだ。最終的にA子さんは、TGCに出演しておらず、どうやら岸田氏にやり逃げされたらしい。  まあよくある業界話なんだけど、A子さんには悪いが、これでTGCに出演していれば、全て丸く収まった話だよね。お互いがウィンウィンの関係ってことでしょうか。  結局のところ交渉が、うまくいかなかっただけの話かも知れない。記事によると、岸田氏は示談を持ちかけて来たようだが、A子さんは蹴っている。そもそも、岸田氏にTGCのキャスティング権があったかも謎と言われている。やはり素人娘の夢を利用して、見返りをあげなかったのは痛い。世の中ちゃんと、ギブアンドテイクってものを実践させないとダメだよね。 ちょいワルオヤジが枕営業強要報道でピンチ!? やり逃げは「ダメよ~ダメダメ」 ちなみにJKの援助交際で発覚するケースの多くは、相手との金銭トラブルが多い。予定通りのお金が貰えなかったので、補導覚悟で相手を懲らしめてやるという考えだ。もちろんJKが別件で補導されて、「このままだと鑑別所行きだぞ、助かる道はひとつ、誰か悪い大人知らないか~そいつの電話番号教えたら、多少罪は軽くなるぞ~」といわれるケースもある。やや話を盛ってますが、まあJKの電話帳に、おやじの携帯番号が入ってるだけで、アウトだろう。普通はお父さん以外あり得ないもの。

◆キャバクラでは男性客が枕営業のカモにされる

 結局のところ、交渉で女をモノにするなら、水商売に限る。やはりそっちの流れに行きますか。なにしろ「水商売の色恋沙汰は犬も食わない」と、言われますから。誰も相手にしません。枕営業にしたって、お姉ちゃんの方から誘って来ます。しかも、交渉の優先権は女性の方にあるから、困ったもんだ。  知り合いのキャバ嬢が、50万円の時計をエサに、おっさんとエッチする話を持ちかけて来た。喜びまくった客は、真っ先に時計を買ってやり、エッチは次の日曜日ってことになった。我慢できない客は、買った翌日に、ご機嫌伺いで店に行く。すると担当のコは休みだという。そういうこともあるか。  気になってまた、翌日行くがまた休み。気づけば延々休みぱなしって、まんまとやらずぼったくりで逃げられたのだ。話を関係者から聞くと、そもそもそのコは長期休暇に入る予定で、その前にカモを探していたというわけ。ほとぼりが醒めてから、しっかりブランド時計をして復帰したからね。役者やのう。  一方、客側も負けてはいない。知り合いで六本木で飲みまくってたやつが、そこそこ可愛いキャバクラ嬢全部に「困ったことがあったら10万円な、分かったか」と、言いまくっていた。出会ったコのほとんどに、その話をするので、キャバ嬢の中でも有名で、10万オヤジと言って、誰も相手にしなかった。  ところがである、本人に話を聞くや、数打ちゃ当たるもので、ほんとに困ったコが出て来て、結構美味しい思いが出来たという。女のコの建て前と本音を巧みに使った手口だよね。彼にとっての10万円は、キャバクラ2~3回通うお金。狙ったコは2~3回通っても全然口説けない。逆に考えれば、非常に効率のいい口説き方だと自慢していた。ただあまりにも、方々に言い過ぎて、連絡をもらっても、顔と名前が一致しないのが困りものとボヤいていたけどね。  どうです、やっぱり素人娘に枕営業を持ちかけちゃまずいですよ。そういうのは、水商売の世界で是非、権力と財力を駆使して戦っていただきたいです。
木村和久

木村和久

■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦 <Photo by Chris Marchant via flickr
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