「おじさんのコスプレをしていたら、いつの間にか社会から中身までおじさんだと見なされるようになっていた」――小説『まだおじさんじゃない』【第一章・第一話】/鳥トマト
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
いつの間に若者ではなくなったのだろう。39歳、年齢的にはおじさんである。でも「おじさん」と呼ばれることに抵抗感を覚えるのはなぜだろう――。出版社で漫画編集者として働く自称“ベテランの若者”の心の惑いを描く連載小説『まだおじさんじゃない』、ここに開幕。『東京最低最悪最高!』が話題の人気漫画家・鳥トマトが小説連載に初挑戦。
第一章(若林信二編)・第一話「ベテランの若者」
若林信二…39歳、バツイチ。出版社・有幻社の青年漫画誌の編集部で働く編集者。自身が「おじさん」であるかどうかがわからず生きている

若林信二
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
漫画家でありながら、歌ったり踊ったり、また小説家としても活動する奇才。現在、『二月に殺して桜に埋める』『私たちには風呂がある!』を連載中。その他の著書に『東京最低最悪最高!』『アッコちゃんは世界一』などがある。Xアカウント:@tori_the_tomato
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