更新日:2025年06月18日 18:08
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コスパ最強の無地Tシャツ「990円なのにほぼブランド品のツヤ」「590円でも耐久性と光沢感を両立」今すぐ買うべき8アイテム

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第536回をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

この夏、絶対に買うべき「無地Tシャツ」

   いよいよ夏本番となって参りました。今回は毎年迷いがちな「無地Tシャツ」!  最近は同じ無地Tでもシルエットや機能性などさまざまなバリエーションが豊富に揃っているためどれを買っていいかわかりにくい……。  そこで、今回は年間3000万円服を買う日本屈指の洋服コレクターである私が、今年買ったTシャツの中でも「コスパ最強のマストバイ8選!」をお教えしましょう!

Hanes

BEEFY/ビーフィー 無地 クルーネック 半袖Tシャツ 2299円
BEEFY パックTシャツ H5180

BEEFY パックTシャツ H5180

 まずはこちら。2年に一度くらいは買ってる気がします。ヘインズのビーフィー。  ヘインズといえばパックTが有名ですが、通常ラインのものではなく、牛のグラフィックが描かれている「ビーフィー」がイチオシ。  ヘインズは肌着メーカーですから、着心地は抜群。程よいフィット感なども素晴らしくメンズでは定番となっていますが……その反面、肌着メーカーらしく、やや薄手で頼りないのも事実。通常のヘインズパックTは薄すぎて洗っていくとヨレるのが早く、1シーズン持てばいいほうです。

タフな素材でありながらも滑らかで光沢感の強い質感

BEEFY パックTシャツ H5180 こちらのビーフィーはそんなヘインズの中でも極めてタフに作られたシリーズであり耐久性抜群。何度洗ってもヘタることがなく、首元も伸びにくい仕様となっています。  タフな作りにするとどうしてもガサガサとした素材になることが多く、いかにもアメカジな粗野な雰囲気が出てしまい、ラグジュアリーな風合い大人な印象からは遠ざかることが多いもの。しかし、このビーフィーはタフな素材でありながらも滑らかで光沢感の強い質感を実現。  タフで頑丈で耐久性が高い光沢があり、シルキーで高級感があるこの相反する2つを両立している名作中の名作Tシャツです。通常、シルキーな質感を得るためには薄い素材を使うことになりますが、ビーフィーは「厚くタフな素材でシルキー」というのが素晴らしい。  シルエットもほどよいリラックスフィット感が心地よく、どんなスタイリングにもハマります。175cm66kg普段L着用の私でこちらはLがちょうどいい。ですが、トレンドライクに着るなら1サイズUPがいいでしょう。
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テ化学繊維らしく耐久性が極めて高い
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