タイ人女性と国際結婚した日本人男性が驚いた“文化の違い”。親戚ぐるみで「“今ここでプロポーズしろ”って雰囲気を作られました(笑)」
日本の窮屈な社会に疲れて、海外で「人生一変」を狙う人も少なくない。タイ・バンコクでタイ人の妻とともにゲストハウスを経営する川越渉さん(55歳)も、その一人だ。
「最初は、ちょっと仕事で来ただけだったんですけどね」
気ままな独身ライフから一転、現地女性との国際結婚、そして夫婦でのビジネスまで突き進んだ彼の甘くも苦くもあるリアルな生活とは?
広島県出身の川越さん。タイに魅了されたきっかけは何だったのか。
「雑誌の取材でタイに来たのが最初ですね。現地の雑誌社のスタッフにひと通り娯楽施設をアテンドされ、当たり前のようにハマってしまいました(笑)」
タイに魅せられた川越さんは、帰国後すぐにタイ語の学習を決意。タイの東大といわれるチュラーローンコーン大学のカリキュラムを選び、タイへふたたび渡るも、そこには予想以上の苦労が待っていた。
「カリキュラムは若い現役大学生が大半で、しかも基礎タイ語は既に習得済みの人ばかり。毎日出される課題の量も半端なくて四苦八苦し、蕁麻疹が出るくらいストレスが溜まりました(笑)」
タイ語学習の宿題に追われる日々の中、川越さんはタイ日交流サイトで「勉強のお手伝い友達」を募集する。そこで出会ったタイ人女性たちとの交流をきっかけに、現在の妻であるインさんと出会う。
「勉強のお手伝い友達といっても、彼女に宿題を手伝ってもらった記憶はあんまりないんですよ。彼女、日本語できなかったし(笑)。ただ、彼女が『日本に行く計画があるので色々聞きたい』って相談してきて、それがきっかけで親しくなりました」
その後、川越さんはバンコクの新聞社に就職。彼女との交際もトントン拍子に進み、ここまでは日本と同じ……のように思えた。しかし、結婚となると、そこには“日本との決定的な文化の違い”が待っていた。
「ある日の会食で彼女の両親、伯母さんまで同席して“今ここでプロポーズしろ”って雰囲気を作られました(笑)。もう“NO”とは言えない状況でしたね。うちの両親の側も国際結婚に対する反対など一切なく、むしろ親戚ぐるみで推し進められました(笑)」

川越渉さん
タイに魅せられて…

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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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