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直線距離1.2kmなのに徒歩40分…旭川空港から「もっとも近い駅」まで歩いてみた

―[シリーズ・駅]―
 全国には97か所の空港があるが、もっとも多いのは北海道の14か所。このうち空港に 鉄道が乗り入れているのは新千歳空港のみだが、地図アプリなどで確認すると数キロ圏内に駅がある空港はいくつか存在する。  道内では新千歳、函館に続く第3の旅客数を誇る旭川空港もそんな空港のひとつ。
旭川空港

旭川空港/筆者撮影(以下同)

 滑走路の端から最寄りの千代ヶ岡駅までは直線距離で約1.2km。ただし、実際に空港ターミナルから歩くと約4kmとなり、バスで旭川市内まで行ったほうが断然早いが、雪のない季節なら歩けない距離ではない。  そこで東京から旭川空港に向かった初夏の某日、千代ヶ岡駅まで歩いて移動してみることにした。

旭川空港内の名物グルメを堪能

 旭川空港は旭川市の中心部から約17kmの場所に位置し、隣の東神楽町にまたがる丘陵地帯にある。当日は青空が広がり、着陸直前の機内からは大雪山系の山々や美瑛・富良野などが一望できた。
旭川空港

ターミナルの展望デッキから見た旭川空港の滑走路

 ちなみに朝のフライトで朝食を取っていなかったため、まずはターミナルのフードコートにあった旭川ラーメンの人気店『梅光軒』へ。ここは8時から営業していたので腹ごしらえをすることにした。醤油ベースの豚骨・鶏ガラと魚介系のWスープは、あっさりしながらも奥深く実に美味い。
旭川空港

空港のフードコートにある『梅光軒』のラーメン。朝の時間帯でも名物のラーメンを味わえるのはうれしい

 食後は保安検査場入口横にある『ミルクスタンド・エスペリオ』で、道内産牛乳を使ったソフトクリームを購入。こちらもミルクの風味が濃厚でたまらない。

空港周辺は北海道らしい景色が広がる

 到着早々、北海道グルメを十分堪能した後はいよいよターミナルの外へ。旭川は真夏だと30℃超えの日も多いが、取材当日はまだ初夏ということもあって、気温は21℃。これなら駅まで歩いても汗だくになることはなさそうだ。
旭川空港

空港敷地を出たところにある道路標識

 空港の敷地を出るところには、左折すると旭川方面、右折すると富良野・美瑛方面という看板を発見。千代ヶ岡駅は右に曲がり、あとはJR富良野線と並行して走る国道237号線に合流するまで道なりに歩くだけだ。  最初は500メートルほど上り坂が続くが、正面左手には大雪山系でも南側に位置する十勝岳連峰が見える。名作ドラマ『北の国から』で道外の方がイメージする“北海道の景色”で、歩いていてとても気持ちいい。
旭川空港

最初はしばらく緩やかな上りが続く

 筆者以外に歩いている者は道中1人も見かけなかったが、サイクリングやツーリングをしている人には何度か遭遇。路肩に停めて写真を撮っている者もいた。
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途中には撮り鉄スポットも
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フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。

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