鈴木誠也、後半戦「打率1割台」の大失速…それでも「カブス逆転Vの切り札」となっている“決定的な理由”
今季のナ・リーグは、西地区でドジャースとパドレスがデッドヒートを演じている。日本時間26日時点で、ドジャースがわずかに1ゲーム差で首位。一時はドジャースが抜け出していたが、パドレスが猛追し、昨季と同じように両者の争いがシーズン最終盤まで続くことになりそうだ。
このまま両者の差が縮まるのか、再びブルワーズが勢いを取り戻すのか——。前者の方が可能性が高いのではないだろうか。
というのも、閉幕までの両チームのスケジュールを見ると、ブルワーズはブルージェイズやフィリーズ、パドレスといった地区優勝を争う強豪との対戦が多く残っている。
対するカブスはというと、現在首位に立っているチームとの対戦はゼロで、大半が現在負け越しているチームが相手。残り対戦相手の強さを比較すれば、残り約30試合でカブスが逆転する可能性も十分に考えられるというわけだ。
ただし、カブスがブルワーズを差し返すには、打線の奮起が必要不可欠だろう。今季のカブス打線は開幕から絶好調で、オールスターまでドジャースに次ぐメジャー2位の得点数を誇っていた。
しかし、オールスターを境に多くの主力打者が調子を落とし、オールスター後は得点数がメジャー26位。つまり下から5番目まで順位を大きく下げている。
不振にあえぐカブスの各打者だが、中でも別人のように突如打てなくなったのが鈴木誠也だ。鈴木はオールスター時点で、92試合に出場し、打率.263、25本塁打、77打点という素晴らしい成績を残していた。本塁打の数は前半戦だけでシーズン自己ベストを更新しており、打点王も視野に入る打棒を見せていた。
オールスターに落選した際には、「打点王を争っている鈴木がナゼ?」「あまりにも失礼な出来事だ」など日米で辛辣な見出しも躍ったのは記憶に新しい。
鈴木はオールスター休みで英気を養い、後半戦も中軸の一人としてチームを牽引してくれる——。多くのカブスファンはきっとそう信じていただろう。しかし、オールスター後は打撃が大きく低迷。打率はなんと1割台(.181)で、2本塁打、10打点という大スランプに陥っている。
中地区はブルワーズ独走もカブスが必死に食らいつく展開
一方で、ナ・リーグの中地区は、ブルワーズが8月に入り14連勝を飾るなど、今月中旬には2位カブスに9ゲーム差をつけていた。しかし大型連勝が止まった後はブルワーズの勢いも、やや影を潜めている。 そのブルワーズに必死に食らいついているのが、日本人選手2人が所属するカブスである。カブスは今季、開幕ダッシュに成功し、4月上旬に地区首位に立つと、7月中旬までその座を維持。 その後は7月末まではブルワーズと一進一退の攻防を繰り広げていたが、ライバルの大型連勝で一気に突き放されていた。ところが、先週行われたブルワーズとの直接対決5連戦を3勝2敗と勝ち越すと、その直後にエンゼルスとの3連戦を3連勝。ブルワーズとの差を一気に5ゲームまで縮めることに成功している。Play ball! pic.twitter.com/xJVefIpUNU
— Chicago Cubs (@Cubs) August 13, 2025
カブスが逆転する可能性が高まる理由
カブス逆転の鍵は「打線の復活」
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1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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