MENSAに入会して分かった“高IQ集団”の実態。「こんなものか」と拍子抜けしてしまった理由
―[貧困東大生・布施川天馬]―
みなさんはMENSAをご存じでしょうか?
「人類の上位2%のIQ」を入会条件に掲げる団体です。もともとイギリスの弁護士が、知能の高すぎる妹に釣り合うパートナーを見つけるために設立されたそうですが、今となってはもっぱら「高IQ」ばかりが強調されています。
タレントや著名人の会員も多く、人気お笑いコンビ・ロザンの宇治原史規氏や、脳科学者の茂木健一郎氏、元日向坂46の影山優佳氏などが有名です。
そもそもIQとは知能指数のこと。記憶力や語彙力、数的処理能力や視覚情報の処理能力など様々な能力を計測し、その能力が人類全体のどの程度に当てはまるかを表します。
MENSAの入会条件である上位2%は、およそIQ130以上が当てはまるとされており、しかもIQの数値は一生を通じて大きく変化することは少ないそう。
「MENSAに入りたい!」と思ってもそう簡単に入れません。
ところで、私事ですが、この8月にMENSA会員になりました。あまりにゲームが下手で、人の話を集中して聞けない自分に危機感を抱いたことがIQテスト受験のきっかけでしたが、偶然のチャンスとはいえ入れるものなら入ってみようと思い立ちました。
そこで、今回は謎に包まれた「MENSAの実態」についてお伝えします。

布施川天馬
中身は“緩いサークル”のよう
取り立てて個性的な人が集まっているわけではない

MENSA会員証
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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