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「連絡先教えてよ」居酒屋の20歳女性店員に対して、アラサー息子の連絡先を交換させようと強要する父…むしろ“息子に腹が立った”ワケ

欲望を満たす場所だからなのだろうか。どうも飲食店は、“やっかいな客”の発生率が高いように思われてならない。真面目一徹タイプに見える人が、酒のせいだか暴れている場面に遭遇することもよくある話だ。 客側でもそうなのだから、従業員として働いていればなおさらだろう。今回は飲食店スタッフ経験者たちに聞いた、迷惑客エピソードを3つ紹介する。
迷惑客

画像はイメージです

「連絡先教えてよ」息子の連絡先を交換させようと強要する父

大学生の神田真理さん(仮名・20歳)のアルバイト先は、とある庶民的な居酒屋だ。 「お店の常連客に、年齢の離れた男性2人組がいたんです。一人は60代くらいで、もう一人は35歳くらいだったので、上司と部下かなと思って接客していました。こんなに世代が違うのにいつも2人で、よっぽど仲がいいんだなあくらいの印象しかない、普通のお客さんでした」 神田さんがバイトにも慣れて2人の顔も覚えたころのこと。いつもより酔っ払った調子の“上司”から、呼び止められる。 「めちゃくちゃハイテンションに、『ねえちゃん! いつも一緒にいるこいつ、俺の息子なの! いい年して彼女もいないからさぁ、連絡先の交換だけでいいからしてやってよ!』って言いだしたんです」

息子のほうも“おじさん”の年齢なのに

実は親子だったことに困惑する神田さんをよそに、ひとり演説を始める“お父さん”。 「いかに息子がいい奴で、にもかかわらず恋愛にはなぜか縁遠いのだと、ノンストップで話すんです。その日は店も暇で逃げづらかったし、そもそも私は断るのが苦手なタイプで……。交換するまで解放してもらえないと思って、しょうがなくLINEを教えました」 困っていたのは神田さんだけではなかった。 「息子さんもまったく望んでないんですよ。私に好意があるとかではなく、お父さんの『恋愛しろスイッチ』がたまたまあのタイミングで入っただけのようでした。なので結局、簡単な挨拶だけを送りあっただけでやりとりは終わりました。面倒にならなくてよかったんですけど……むしろ息子に腹が立ちましたね」 なぜか。 「本当に気があるなら酔っ払いだなあで流しますけど、そうじゃないのに暴走してる自分の父親を止めずに傍観したうえ、あとから謝ることすらしなかったわけで。そんなのはいい奴でも優しい奴でもないから、モテないのも当然だろと思いましたよ。見た目が冴えない以前に、私からすれば息子のほうも普通に“おじさん”の年齢なのに。振る舞いが幼稚ですよね」 なかなか手厳しいが、たしかにモテなさそうな人物である。
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苛立つサラリーマン。投げた小銭が散らばり…
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下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun

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