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「13年で垢抜け」話題の男性コスプレイヤーが明かす意外な過去。空気が読めずに同級生から“モンスター”扱い、生きづらさを抱えて…

―[ひやニキ]―
人生初コスプレから13年越しに同じキャラのコスプレをしたビフォーアフター写真を載せたXのポストが、500万インプレッション近くの大バズりしたコスプレイヤーのひやニキさん(X:@miyamoto_fox)。
ひやニキ

大きな話題を呼んだ、ひやニキさん(X:@miyamoto_fox)のポスト

オシャレがわからず、大学デビュー失敗を経て、「ビジュを上げたら良縁に恵まれる」という持論に基づき、ダイエットやメイク研究をして男性コスプレイヤーとして知名度を上げているが、彼はどんな人生を歩んできたのだろうか。
垢抜け

別人級に垢抜けたひやニキさん

今の見た目に変貌する前に抱えていた“生きづらさ”とは?(記事は全2回の2回目)

空気が読めずに同級生から「モンスター」扱い

原神 タルタリヤ

ひやニキさんのコスプレ姿(原神 タルタリヤ)提供写真

「重度のADHDでアスペルガーだったので、ぜんぜん悪気なく女性に『可愛くないですね』とか言ってましたね。高校時代から付き合いがある親友たちと飲むと、必ず僕のことを『モンスターだった』といって酒の肴にされますね(笑)」 だが、幼少期は自分も周りも「特に問題視していなかった」という。 「地域性というか、田舎でコミュニティが狭かったからなのか、僕が登校班の集合時間に間に合わなくても、授業に出なくても、『ひやニキくんはそういう子』って感じで済んでいました。担任の先生とかは、なんとか正そうとしてくれましたが、親も『そうですねえ』みたいな感じであまり気にしていなかったです」 授業に遅れるだけでなく、休みがちな時期があっても成績は常にトップクラスだったそうで、高校は塾に通うこともなく進学校に入学。だが、入学して初回のテストは学年で「ドベだった」そうだが、2年生になる頃には学年トップになった。 その理由のひとつが「女性が苦手だったから」なのだとか。

女子が多いクラスでいじめに遭う

18歳の頃

18歳の頃

「授業の選択的に女子が多いクラスになってしまったんです。そこで声が大きい女性が多くて、さらに閉鎖的な空間かつ、まだ精神的に成熟していない高校という場所だったんで、かなり異質でした」 上履きに画鋲を入れられてしまうなど、「まぁまぁな仕打ち」は日常茶飯事だったようだが、放課後に男友達と図書館で勉強したり、遊戯王カードで遊ぶことを励みに学校には通い続けたという。 「いじめてくる人たちってレベルも低いし、成績も僕より低い。そういう態度が滲み出ていたから、いじめられていたのかもしれないって、理解はありました。僕はずっと校内の模試も1位だったので、余計ムカついたんでしょう。 行きたい大学と学部があって、最低このくらいの成績は取らないとっていうラインがあったので、そこを越えるために勉強をしていました」 具体的に成績を上げる方法を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。 「中学までは教科書を読めば、大体の勉強はできました。さすがに高校は受験もあったので、それ用の塾にいきましたけど。僕がしていたのは、観念づけの学習。たとえば、生物だったら“細胞がどうして、こういう成り立ちになったんだろう”とか。興味あることだと調べていて楽しいし、面白い。でも、興味がないことも覚えなきゃならないのが勉強なので、興味あることから覚えて、そこから興味ないことも関連づけて覚えると自然と知識は増えていきますよ」 大学を卒業して数年間はシステムエンジニアとして働いていたそうだが「すっごいキツかった」と当時を振り返る。
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普通のことができない自分
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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