「日本人はシャイじゃない」日本人が気づいていない“本当の魅力”…アメリカ人に聞いた“日本”の印象
海外の人たちからすると、「日本人はシャイで無口」――そんなイメージは、本当に正しいのか。
アメリカの首都ワシントンD.C.中心部で開かれた日本文化の祭典を歩いていると、アメリカ人たちの口からは意外な“日本像”が次々と語られた。
ワシントンD.C.では、毎年3月末頃になると桜が満開を迎える。ポトマック川沿いには、日本から贈られた約3000本の桜が咲き誇り、多くの人々が訪れる。
この時期に開催されるのが「全米桜祭り」だ。約3週間にわたり、日本文化や日米親善に関連したイベントが行われる。その中でも特に盛り上がるのが、連邦議事堂近くの道路を封鎖して開催されるストリートフェスティバルである。アメリカ最大の日本文化の祭典で、屋台や文化体験ブースが並び、今年も会場は大勢の来場者でにぎわっていた。
会場を歩くと、日本にちなんだ服装のアメリカ人の姿が目立った。サッカー日本代表のユニフォーム、日本語Tシャツ、アニメのコスプレ、さらには着物姿まで、そのバリエーションは実に幅広い。
会場の中央でひときわ目を引いていたのが、鮮やかな青い着物風の衣装をまとった女性だった。花柄の布と黒いブーツを組み合わせたその姿は、伝統とパンクが融合したような独特の存在感を放っている。
背後には連邦議事堂が見えるという、いかにも首都らしい風景の中で、彼女の姿は強い印象を残していた。
ケイティさん(ニューヨーク出身)は、日本のロックバンド・X JAPANのYOSHIKIさんが手がける着物ブランド「YOSHIKIMONO」に影響を受け、自ら着物風の衣装をデザインし制作したという。
日本には数年前に一度訪れたことがあり、その体験は「最高だった」と振り返る。
特に印象的だったのは、日本人の対応だった。
「みんな本当に親切で、驚くほどフレンドリーでした」
日本人に対しては「シャイであまり話しかけてこない」というイメージを持っていたというが、実際には多くの人が気さくに声をかけてくれたという。
「むしろすごくオープンで、文化について積極的に説明してくれたのが印象的でした」
彼女の“シャイな日本人”というイメージは、訪日体験によって大きく覆されたようだった。

アメリカ最大の日本文化の祭典・桜祭りストリートフェスティバル

ワシントンD.C.の春の名物である日本の桜

日本語Tシャツやアニメのコスプレ姿のアメリカ人も多い
「日本人はシャイじゃない」訪日経験者が語る意外な印象

パンク風にアレンジした着物姿で来場していたケイティさん。自らデザインしたという
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アメリカ在住のジャーナリスト。日系メディアのワシントン支局で20年以上、国際関係を中心に報道し、ホワイトハウスや米国の政治・社会、国際情勢を取材。2025年4月よりワシントンDCを拠点にフリージャーナリストとして活動。日米関係やワシントンDCから見たアメリカについて執筆している。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員
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