独身時代は同時に「30人の女性」と遊んでいた“車椅子の男性”が、妻との結婚を決意するまで。初対面の義父から「驚きの一言」が
特撮ヒーローを連想させる車椅子に乗って、その男性は現れた。腕や首にアクセサリーを纏い、サングラスをしている。顔から肩、胸と視線を走らせると、男性の身体が上半身で途切れているかのように思えた。彼の名前は神威龍牙さん(@camuiryuga)――出生時に臍帯が首に巻き付いたことで仮死状態になった。医師からは「1週間も生きられないから、死亡届のために名前をつけてください」と言われるほど生存は絶望視された。
時は流れ、奇跡的に生命を繋ぎ止めた彼は現在、44歳。世界初の“車椅子エンターテイナー”として多くの人々に勇気を届ける。歌手や俳優、モデルとして活躍し、ヒーローショーも主催している。そんな龍牙さんの半生に迫った。
――最初からお身体の話題で恐縮なのですが、現在のお姿は、出生の際に臍帯が巻き付いていたことによるものなのでしょうか。
龍牙:全然構いません、僕はNGがないので(笑)。そうですね、原因はわからないのですが、背骨が完全に形成されておらず、ちょうど正座をしているような状態のまま固まってしまったんです。そのためお産のときにうまく出ることができず、長い時間、臍帯が首に絡みついてしまって酸素がいかなかったようです。
――自分と他の人の違いに気がついたのは、いつ頃でしょうか。
龍牙:家族は足で立っているのに、自分にも足はあるけど小さくてくっついているだけなので、立てません。明らかに違うので、そりゃ最初から気づいてましたよ(笑)。ただ、足が機能しないことが、健常者にとってたいへんな状態なんだと気づいたのは、幼稚園くらいでしょうか。何しろ、自分には最初からないのでわからないんですね。幼稚園では、「足なし人間」と言われもしました。成長してからも、幼い子が僕を見て「足がない!」と驚いたこともあって、「やっぱり健常者にとっては、足がないようにみえるのはショックなことなんだなぁ」と思いました。
――非常に大きなハンデになりうると思うのですが、日常生活ではあまり感じたことはありませんか。
龍牙:もちろん便利ではないのでしょうけれど、もともとの性格が勝ち気なんです。たとえば小さい頃に鬼ごっことかをしても、みんな僕が鬼になると高いところに逃げるんですよ。来られないと思ってるから。「なめやがって」と思って、車椅子から這い出て自力で捕まえたりしていました。虫取りなんかも大好きで、草むらのなかに分け入って、同級生よりもたくさんの虫をゲットしたりもしていましたね。“負けず嫌い”のおかげで、この身体でも自分ひとりでたいていのことができるようになりました。

神威龍牙さん
幼稚園のときに「たいへんな状態」と気づく
鬼ごっこのときには「車椅子から這い出て…」
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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