SNSで話題「痴漢扱い」されて駅で40分拘束された男性の告白。「駅員も警察も“結論ありき”」現場での違和感を語る
10月29日に横浜駅で起きたとされる、痴漢冤罪事件がネットを中心に話題になっている。加害者は42歳の女性で、逮捕監禁・侮辱・傷害の疑いで書類送検された。このほか、対応にあたった駅員2人も傷害の疑いで書類送検されている。
現場ではいったい何が起こっていたのかーー被害男性・250番さん(@sabu_250)の口から直接語ってもらおう。
――10月29日、事件当日の、詳しい状況を教えてください。
250番:住所を特定されるのが怖いので、「とある駅」とさせていただきたいのですが、私は「とある駅」から通勤のために電車に乗りました。横浜駅で乗り換えをする予定でした。
私が電車に乗り込んだ際、加害者はドア前を陣取るように立っていました。電車に乗り込むとほぼ同時に、右肩を肘打ちされたのです。私と加害者はちょうど背中合わせのようになっていて、顔などは見えませんでした。
――驚いたでしょうね。
250番:そうですね。振り返ったのですが、肘打ちをしてきたのが男性なのか女性なのか、わかりませんでした。というのも、その方はショートカットの黒髪で、黒尽くめの後ろ姿だったことから、性別を断定できなかったんです。ただ、肘打ちをされたため、いい気分ではありませんでした。
――その後、トラブルになるわけですか。
250番:いえ、その場ではトラブルにはならず、しかも車内は満員です。横浜駅について、私も降りようとしましたが、多くの人が降りるため、ごった返していました。ちょうどそのとき、件の人物の踵あたりと私のつま先がこつんと当たったのを感じました。といっても、ごくわずかな衝撃です。
――2度目の接触ですね。
250番:そうです。横浜駅で降りると、その人物が私をにらんでいました。正直、そのときでさえ、私は「女性なのかな? たぶん女性だろうな」くらいに思っていました。
――どのように感じましたか。
250番:正直、イラッとしました。肘打ちをされた挙げ句に、睨まれているわけですから。そして、睨んだままの加害者に対して、「さっきから何なんですか? 肘打ちしましたよね?」と投げかけたんです。お恥ずかしながら、もともとヤンチャをしていたもので、怒りのままに声をかけました。

250番さん
なぜか「右肩を肘打ちされた」
下車後、接触した人物からの視線を感じた
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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