石川一雄さん86歳で死去も続く「狭山事件の真相究明」。元裁判官が語る“再審制度の欠陥”
―[その判決に異議あり!]―
狭山事件を巡っては、1977年に最高裁で石川一雄さんの無期懲役が確定している。服役後の’06年、石川さんは3度目の再審請求を申し立てたが、今年3月に86歳で死去。東京高裁が審理打ち切りとしたため、石川さんの妻が第4次請求を申し立てた。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「狭山事件第3次再審請求審理打ち切り」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。

再審に60年かかる司法の現実
証拠隠しと裁判所の長期放置
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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