更新日:2026年01月12日 14:17
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「年齢×400円」のおこづかいで子どものマネーリテラシーが鍛えられる理由。10億円投資家が実践

東京23区の中古ワンルームマンション中心に不動産投資を展開する個人投資家・村野博基氏。東京のさまざまな地域で合計38戸の物件を所有し、時価資産額約10億円、年間家賃収入約4000万円の村野氏ですが、2人の子どもを育てる子育て世代でもあります。そんな村野家がマネーリテラシーを鍛えるのに実践していたのが、「年齢×400円」のおこづかい制度。『戦わずして勝つ 不動産投資30の鉄則』(扶桑社刊)でも話題になった村野氏のおこづかい制度のポイントとアレンジ方法をお伝えします。
おこづかい

写真はイメージです

月に「年齢×400円」のおこづかい制度

子育て世代ならば「隣の子どもはどうマネーリテラシーを育んでいるのか」はちょっと興味があるのではないでしょうか。私はマネーリテラシーについて、「お金に対する知識」ではなく、「お金の使い方」に重きを置いています。 自分で主導権をもってお金を使うことで、自分は何を得られて同時に何を失うのか。それを感じ取ることが、マネーリテラシーを鍛えることにつながっていくのです。ですから、拙著『戦わずして勝つ 不動産投資30の鉄則』(扶桑社刊)では、毎月「年齢×400円」を渡し使い道はすべて子ども自身で考えて決めるという方法を紹介しました。 「年齢×400円」の方式で12歳ならば月4800円です。周囲の子どもよりもかなり多い額になるかと思いますが、このお金をどう使うのかを自分で考えて決めることで、物の値段や価値をどう判断するのかが身に付くと思っています。 このおこづかい制度を実際に双子の小学生を育てるお父さんが実践してくれた話を聞きました。以前よりもおこづかいの金額が増えて2人は大喜びしたそうです。片方の子は割と後先考えず、お菓子やおもちゃなどに消費してしまうタイプだそう。そして、もう1人の子はお金を使うのに慎重で、毎月しっかり貯めているとか。双子で真逆の行動をとるというのは非常に興味深い点ですが、それはさておき、ここでは是非この2人の行動のどちらが将来「お金に困らない人生を歩むことができるか?」について考えて欲しいのです。

「おこづかい」の目的を間違えてはいないか?

「1人はお金を使ってしまう。もう1人はしっかりと貯める」と聞くと、「将来、お金に困らない人生を歩むのは後者だろう」と思うかもしれません。しかし、今一度思い出してほしいのは、このおこづかい制度の目的は「マネーリテラシーを育む」ことです。 おこづかいをあげた際に、毎月しっかりと貯めていくというのは一般的には褒められる行為ではあります。ですが、コツコツ貯金している子どもは、結果的にはお金を使う経験が乏しくなってしまいます。経験が少なければ、マネーリテラシー自体を鍛えることができません。 また、貯金することだけを褒めると「お金を使わないのが正解」と認識してしまいます。人生においては、どこかで必ず「お金を使うこと」が求められる場面に遭遇します。ご飯を食べたり遊びに行ったり、都度お金を使わなければ得られないものがあるなかで、「お金を使わないことが正解」と考えていたら不幸ではないでしょうか? 「○○が欲しいから、買える額になるまで貯める」といった目的があるなら貯めるのも良いでしょう。しかし、そうではなく「欲しいものがないから貯めている」のであれば、それは単に我慢しているだけかもしれませんし、心の底から欲しいものがないのであれば、余計なお世話かもしれませんが、親御さんはもっとさまざまな、楽しい提案をしてあげたほうが将来のためにも良いように思います。 もしくはゲーム感覚で「お金が貯まっていくのが面白い!!」と思っているのかもしれません。それはそれで、投資家になれるセンスがあると思うので、是非伸ばしてあげて欲しいです(笑)。
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パパ銀行制度というアレンジの是非
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1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、大手通信会社に勤務。社会人になると同時期に投資に目覚め、外国債・新規上場株式など金融投資を始める。その投資の担保として不動産に着目し、やがて不動産が投資商品として有効であることに気づき、以後、積極的に不動産投資を始める。東京23区のワンルーム中古市場で不動産投資を展開し、2019年に20年間勤めた会社をアーリーリタイア。現在、自身の所有する会社を経営しつつ、東京23区のうち19区に計38戸の物件を所有。さらにマンション管理組合事業など不動産投資に関連して多方面で活躍する。著書に『戦わずして勝つ 不動産投資30の鉄則』(扶桑社)、『43歳で「FIRE」を実現したボクの“無敵"不動産投資法』(アーク出版)
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