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息子に婚約者を紹介され、父親の「心臓が跳ね上がった」ワケ。「向こうは気づいているのか…眠れない日が続いています」

 精密機器会社の執行役員を務める安西さん(仮名・53歳)。毎晩のジム通いと、ファッションに敏感なイケオジです。実年齢より10歳以上若く見られることも珍しくないといいます。  そんな彼が今、人生最大の窮地に立たされています。きっかけは、一人息子から告げられた「結婚したい女性がいる」という一言でした。
息子にはもったいない女性の登場

※画像はイメージです

息子にはもったいない女性の登場

 息子(25歳)が結婚を前提に付き合っている女性というのは、かなりハイスペックとのことで、頭脳明晰でおまけにかなりの美人な彼女の初お披露目は、都内の高級ホテルの最上階にあるラウンジでした。 「妻とロビーで待っていたら、息子が一人で現れてレストランへ案内してくれたんです。彼女はお手洗いに寄っているというので、先に個室で待つことにしました。息子があまりにベタ惚れな様子なので、どんな彼女が来るのか期待半分、不安半分でした」  しばらくして、個室のドアが開きました。そこに現れたのは、グレーのワンピースを上品に着こなし、髪を上品にアップにした女性でした。  その凛とした雰囲気に、安西さん夫婦は思わず顔を見合わせ、満足げな笑みを浮かべたといいます。 「本当に綺麗な人だ、というのが第一印象でした。話し方も丁寧で、控えめで。息子にはもったいないくらいだと、その時は手放しで喜んでいたんです」

実は初対面ではなかった

 食事会は、息子の主導で和やかに進みました。仕事の話、幼少期の思い出、二人の馴れ初め。会話は途切れることなく盛り上がりました。ところが、安西さんはメインディッシュが運ばれてくる頃から、言い知れぬ違和感に襲われたといいます。 「目の前の彼女が見せるちょっとした表情や、笑った時に少しだけ首を傾げる仕草……。どこかで見覚えがあると感じ始めたんです。  最初は『仕事関係のレセプションで会ったかな?』とか、『取引先の受付の方だったか?』と必死に記憶を辿りました。でも、どれもピンとこない。心のどこかで、もっと卑俗な場所での記憶だと胸騒ぎがしていました」  安西さんは、笑顔を取り繕いながらも背中に薄い汗が滲むのを感じていました。そして、食後のコーヒーが運ばれてきた時、パズルのピースが最悪の形で噛み合ったのです。 「思い出した瞬間、心臓が跳ね上がりました。今から2年ほど前、執行役員への昇進が決まる直前の、あの狂った時期のことです。  当時、私は出来心で『パパ活アプリ』に手を出していました。彼女は、その時に数回食事をし、それ以上の関係も持った……、まさにその相手だったんです」
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生きた心地がしないまま時間だけが進む
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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