「ペンネーム選びは慎重に」漫画家・にくまん子が語る10年越しの本音。かつての“衝撃の活動名”と顔出しを止めた理由
―[マンガSPA!漫画家インタビュー]―
「恋愛には、ある種のSF的な魅力を感じているんです」
多くの女性の胸を抉り、「わかりすぎる」と圧倒的な共感を集める漫画家・にくまん子。マッチングアプリ、曖昧な関係、言葉にされない好意――。現代のリアルな恋愛模様を鮮烈に描く彼女だが、意外にも本人は自らを「恋愛をどこか客観的に、フィクションのような不思議な現象として捉えている」と語る。

団扇のイラストは新連載『恋のカスと愛のクズ』に登場する「悶子」

『恋のカスと愛のクズ』マンガSPA!で連載中
同人活動から「ビッグウェーブ」に乗って商業デビュー
作品への没入感を守るため、あえて「顔」を出さない
――顔出しをせずに活動されていますが、そこには何か理由があるのでしょうか。
にくまん子:実は出していた時期はあるんですよ。SNSで酔っぱらった時にブレブレの自撮りをアップしたり(笑)。でも、それは止めました。漫画を読んでいる人の中で、「あの女が描いているのか」なんて、私の顔がチラつくのはノイズになってしまうから。今は作品を描きたい以上、積極的に出すものではないと思っています。
それに、昨今の事情を鑑みると怖いじゃないですか。写真をアップしただけで場所を特定されたりもする世の中になっていますし、顔はもう明かせないです。
――リアルな人物描写が特長ですが、ご自身の経験が反映されているのでしょうか?
にくまん子:いえ、むしろ恋愛経験は薄いんです(笑)。経験豊富ではないからこそ、想像力を働かせているっていうのはあるかもしれませんね。
そもそも、恋愛をテーマに描き始めたのも、自分がその土俵に立てないというコンプレックスからなんですよ。恋愛にSF的な魅力を感じているというか。「こんなドラマがあるのかな~」って想像をするんです。
――他人の恋愛体験を参考にすることもありますか?
にくまん子:摂取はしたいです。昔はよくDMで恋愛相談をされていて、「上司と7年不倫しています」とか「風俗でとんでもない女性に会いました」とか、漫画には描けないようなエピソードも多くて、かなり刺激になりました。
私は作品を“物語”として描きたいという思いが強くて、「こうしたら良かったのかな」という“if”を描くことで、そうしたエピソードや感情を自分なりに昇華している感覚があります。
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