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漫画好き1000人が選ぶ「推せるおじキャラ」ランキング。4位安西先生、3位野原ひろしが“令和に再評価”されるワケ

ここ数年、マンガの世界で「おじさん」の存在感が増している。かつては若者の主人公が多かったが、異世界モノを中心におじさんが主役のタイトルが急増。今回は漫画好き1000人を対象に大規模アンケートを実施し、識者の分析を加えると、今、求められるおじさん像と「人気のおじさんキャラ」が密接にリンクしていることが明らかになった!

5年で3.5倍に急増! 人気おじキャラは多種多様

 近年、「おじさん」が主人公のマンガが急増し、男女を問わず人気だ。国内最大級の電子書籍ストア・ブックライブの調査によれば、「おじさん」「おっさん」がタイトルに含まれるマンガは、’20~’25年の5年間で、実に3.5倍に増えていた。  そこで今回、10~50代の男女1000人を対象に大規模アンケートを実施。「最も推すおじキャラ」や「ギャップ萌えするおじキャラ」「上司にしたいおじキャラ」など、5つのランキングから浮かび上がったのは、多彩で実にリアルなおじさん像だった。  まず、「最も推すおじキャラ」の1位には、『呪術廻戦』の七海建人。2位は、『SAKAMOTO DAYS』の坂本太郎だった。電子書籍ストア・ブックライブの書店員で、年間2000冊のマンガを読破する、すず木氏が解説する。 「七海は28歳、坂本も27歳(連載開始時)と実際は若いが、作中では完全におじさんポジション。3位の野原ひろし(『クレヨンしんちゃん』)も35歳と、現実社会では決しておじさんではない。キャラとしての“おじさん”であり、年齢ではなく、雰囲気やポジション、そして『いかに周りを守り、育てるか』という役割によっておじさん認定されている。つまり、重視されているのは包容力。そして、近年の多くのおじさんキャラに共通するように、たいてい疲れてます(笑)」
[おじキャラ]ランキング

© 芥見下々/集英社(『呪術廻戦』1巻より引用)

[おじキャラ]ランキング

© 鈴木祐斗/集英社(『SAKAMOTO DAYS』1巻より引用)

 実は、『クレしん』のひろしは、最近、人気が非常に高い。キャラクター分析に定評があり、マンガにも精通するドラマ評論家・成馬零一氏が、人気の理由を説明する。 「連載を開始した’90年代、ひろしはちょっと情けないお父さんだった。当時のホームドラマでも、お父さんは情けなくて、粗大ゴミ的な存在でしたが、令和の今、神格化されつつある。特に、映画版で家族を守るため奮闘し、名言を吐いたりする影響が大きい。ただ、よくよく考えると、大企業で役職に就き、35歳で埼玉にマイホームを持ち、子供2人を養い、奥さんは今や“貴族”の専業主婦。野原家の生活を維持するのがいかに大変か、理解した多くの人が再評価したというわけです」
[おじキャラ]ランキング

© 臼井儀人/双葉社(『クレヨンしんちゃん』1巻より引用)

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“喋らない太ったおじさん”謎人気でも納得の理由
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