4か月で6406万円稼いだFXトレーダーが断言「通貨ペア選びより大事なもの」とは?
自民党の歴史的圧勝で株高・円安が進み、日経平均株価は史上最高値の6万円に届きそうな勢いの一方、物価高で株式投資、FX、金投資など資産運用の注目度がますます高まっている。
FX取引を始めると、よく抱える悩みの一つが、「通貨ペアは絞ったほうがいいのか?」というもの。シンガポール在住のFXトレーダー、及川圭哉さんも「『取引する通貨ペアは絞ったほうがいいのか、複数のペアを監視したほうがいいのか』というご相談はよくいただきますね」と話す。
及川さんは27分という短期トレードで256万円を稼いだり、2025年も4か月で6406万円の利益を得るなど、シンガポールに住みながらFXをする専業トレーダー。10万登録を突破したYouTubeではリアルタイムトレードを見せたり、2500人以上在籍するトレーダー集団「FXism」(エフエックスイズム)を主宰し、トレーダー育成にも力を入れている。
高市政権が盤石なものとなり、円安傾向が続くと見込まれる今、FXなら「ニュースでもよく耳にして情報を得やすいドル/円に絞る」のがよさそうに思えるが、及川さんはどう考えるのか。
「実際に取引する銘柄を絞ること自体は、大いにありだと思っています。私も長年、ポンド/豪ドルのショートが得意でやってきました。上昇相場の中でも、上げきらないところの下げを取るというスタイルです」(及川さん)
一つの通貨ペアを極めることには、やはりメリットがあるようだ。
「ただし、私は取引する通貨ペアよりも、さらに重要なものがあると考えています。それは『同じ時間帯を見続ける』ことです。
同じ通貨ペア、そして同じ時間帯、この2つを継続することで、その通貨ペアのクセやパターン、あるいは時間帯による動きのパターンが肌感覚としてわかってくるんです」(及川さん)
同じ時間帯を見続けることで、「今日はいつものパターンじゃないな」ということに気づける「感性」がとても重要だという。
「昔からよく報告をいただくケースに、『普段やらない時間帯をやって大負けした』というものがあります。例えば、いつもは夜のニューヨーク時間にドル/円だけをトレードしている人が、たまたま平日に休みが取れたからと、日中の東京時間や、夕方の欧州時間に挑戦して負けてしまう……。
なぜ、このようなことが起こるのかというと、ドル/円のクセやパターンはわかっているつもりでも、時間帯が違うと、どこまでポジションを引っ張っていいか、どこで損切りすべきかの加減がわかりにくくなるからです。
普段やらない時間をやると、特にこのようなことが起きがちです。通貨ペアの選択もさることながら、トレードする時間帯を固定することのほうが、むしろ重要だと思っています」(及川さん)
「私はよく相場を人にたとえるのですが、同じ人を見続けることで、その人のクセや特徴への理解が深まるのと同じです。『今日はこの人、機嫌がいいのかな』とか『やけに今日は暴れるな』とか。
ポンド/円のように普段はよく動く通貨ペアが、いつもほど動かなかったら、『今日は全体的にボラティリティ(変動率)が小さいんだな』と判断するようなイメージでしょうか」(及川さん)

銘柄を絞るより重要なのは「同じ時間帯を見続ける」こと
仕事の休日にデイトレードをすると、なぜか負けてしまう理由

朝から夕方の東京時間、夕方から夜の欧州時間、夜中のNY時間と、時間帯によって市場の動きはまったく異なる。特に欧州時間は、東京時間からの劇的なわかりやすい変化が起こりやすい。
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