「証拠偽造で無期懲役」日野町事件の再審開始確定…元裁判官が怒る“長すぎる不正義”
―[その判決に異議あり!]―
1984年、滋賀県で起きた強盗殺人事件で、阪原弘さんは、無期懲役判決が確定し、その服役中に死亡した。遺族による第2次再審請求で警察の証拠の入れ替え等が問題化。’18年に再審開始が決定し、先月、最高裁が検察の特別抗告を棄却し再審開始が確定した。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「日野町事件 最高裁『再審開始決定』判断」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。
証拠が偽造され無期懲役刑に! 政治は再審制度改悪まっしぐら

この事件には二つの教訓がある

写真/時事通信社
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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