広島地検「検事自殺」1.94億円和解…元裁判官が疑問視する“ウヤムヤ決着”
―[その判決に異議あり!]―
’19年12月、広島地検の男性検事(当時29)が自宅で自殺した。遺族は長時間労働と上司の不適切な指導(パワハラ)を理由に国を提訴。東京地裁は2月13日、国が解決金1億9400万円(遅延損害金含む)を支払う和解を承認し、監督側の対応の不適切さも認めて決着。法務省は再発防止の周知徹底を進めるという。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「広島地検「検事自殺」問題で国が和解」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。

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「検事自死」が早期和解で幕引き、地裁承認は解決金1億9400万
「誰が何を誤ったのか」検察庁や検察官の不祥事が相次いでいる
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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