「メジャーで投げる準備ができてない」今井達也に米ファン酷評…メジャーで直面した“厳しすぎる現実”
13人の日本人選手がプレーしている今季のメジャーリーグ。期待以上の活躍を見せている選手もいれば、期待通りのプレーができていない選手もいる。
メジャー各球団との交渉は年末まで停滞していたものの、年明けにアストロズと合意。3年総額5400万ドル(約85億円)の大型契約を勝ち取った。
今井が所属するアストロズといえば、2010年代後半にサイン盗みの疑惑をかけられ、処分の対象になった首脳陣や選手がいた。その後のアストロズは完全にヒール役として定着しており、現地では最も嫌われている球団の一つでもある。
そんなアストロズに加入した今井もまた、“ビッグマウス”として知られる選手だ。まだポスティング申請中だった昨年秋には、報道番組のインタビューで「僕は(ドジャースを)倒したいですね。
大谷翔平選手、山本由伸投手、佐々木朗希投手と一緒にプレーするのももちろん楽しそうだとは思うのですが、ああいうチームに勝ってワールドチャンピオンになることが、自分の人生にとって一番価値がある」などと発言し、野球ファンの間でも大きな話題となった。
今井は今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場せず、メジャー1年目に備えた。オープン戦では3試合に登板して6回無失点と順調な滑り出し。この時点で日本人ルーキー3人の中では最も期待値が高かったのだが……。
いざふたを開けてみると、開幕後の今井は様々な困難に直面した。デビュー戦は3回途中4失点でKO。2試合目こそ6回途中まで無失点に抑えて初勝利を記録したが、続く3度目の登板は1つしかアウトを奪えず、5四死球、3失点の内容で降板。数日後には右腕の疲労で15日間の負傷者リスト(IL)入りを強いられた。
今井の不調と連動するようにチームも低迷。昨季まで11年連続で勝ち越し中の強豪は現在、借金10前後を行ったり来たりする低空飛行中だ。
今井はIL入りからまもなくリハビリ調整を開始し、マイナーで2試合に登板したが、防御率10.80と調子を取り戻せないまま。それでも今月13日(日本時間)に約1か月ぶりとなるメジャー復帰を果たした。
村上・岡本が好調の一方で…
13人のうち“ルーキー”は3人。開幕前はメジャーへの適応に時間がかかるか、期待外れに終わると予想されていた野手2人が躍動している。 村上宗隆は開幕から持ち前のパワーと選球眼を如何なく発揮。一時は本塁打数で両リーグトップに躍り出るなど、ホワイトソックスを牽引している。 もう一人の岡本和真にしても、5月に入ってから打撃が上り調子に。守備でもファインプレーを連発しており、今やブルージェイズに欠かせない中心的存在になっている。 村上と岡本は新天地で予想以上の活躍をしているといえるだろう。一方で、メジャーリーグの壁にぶつかっているのが、“第3の日本人ルーキー”今井達也である。 つい先日28歳になった今井は、高校時代からエリート街道を歩んできた。栃木の名門・作新学院では、2016年の夏の甲子園で優勝。その年のドラフト会議で西武から単独1位指名を受けてプロ入りした。 西武に入団後は右肩の故障に悩まされたこともあったが、2年目に早くもローテーション入りを果たすと5勝をマーク。2023年からは大黒柱として3年連続10勝を挙げ、昨季オフにポスティングによるメジャー移籍が認められた。
ビッグマウス・今井達也が直面した“メジャーの壁”
開幕後に制球難と故障離脱…苦しい船出に
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1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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