「刑務所による接見録音のチェック」は違法か適法か。元裁判官が猛批判する“トンデモ判決”の正体
―[その判決に異議あり!]―
弁護士が刑務所に服役中の被告と接見した際、会話を録音した音声記録を事後チェックされるのは違法だとして訴えた裁判で、岡山地裁は4月15日、刑事訴訟法39条違反だと認定した。だが、法務省通達に従った職員に違法の認識はなかったとして、国賠請求は棄却した。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「岡山刑務所 接見記録“検閲“黙認判決」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。
法務省のお達しだからお咎めなし!? 接見会話の“事後検閲”を許すな

画像/Adobe stock
重大な違法行為を適法とする“裁判官ガチャ”
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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