9万1485円が「~58円」に…札幌地裁の言い間違え控訴に元裁判官が異論「誰も気づかなかった悲劇」
―[その判決に異議あり!]―
札幌地裁で4月、贈収賄事件で奥山拓哉裁判官の出した判決が物議を醸している。求刑が9万1485円だったところ、言い渡されたのは9万14「58」円と、27円安かった。刑事判決の主文は訂正できないため、札幌地検は「法令適用の誤り」を理由に控訴した。わずかな言い間違いでムダな裁判が控訴審に持ち込まれる──
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「札幌地裁 贈収賄事件追徴金言い間違え判決」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。
たった27円差の判決言い違え! 裁判官のミスで意味なき控訴審

札幌地裁
刑事裁判官が主文でミスると、是正には控訴するしかない
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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