3000万円詐取で有罪から一転無罪に。元裁判官が明かす、検察が「決定的なLINE」を隠蔽した冤罪の裏側
―[その判決に異議あり!]―
元会社経営者の男性が、知人女性から約3000万円をだまし取ったとして起訴された詐欺事件では、女性らの証言が決め手となり有罪となった。控訴審では、検察官も事前に把握していたというLINE履歴が開示され逆転無罪に。名古屋地裁は5月、虚偽の訴因維持と虚偽論告を違法と認め、国側に110万円の賠償を命じた。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「検察官証拠隠し国賠訴訟判決」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。
検察が「証拠隠し」を続ける限り、冤罪事件は永久になくならない!

写真はイメージです
証拠隠しには、厳しいペナルティを課す以外ない
―[その判決に異議あり!]―
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー
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