「雨に負けてないですか!」TIF2026で僕青が叩き出した、4度目の挑戦と確かな記憶
「これが、僕が見たかった青空です!」
ラストのオチサビで杉浦英恋が叫んだその言葉は、予期しない土砂降りのなかで見せた彼女たちの覚悟だった。東京・お台場で開催中のTOKYO IDOL FESTIVAL2026(通称TIF2026)の2日目、HOT STAGEにアイドルグループ僕が見たかった青空が登場した。

18時25分、ステージに現れた20人のメンバーが真っ直ぐ視線を定め、緊張した表情で観客を見つめる。小雨が降り始める中、異様な緊張感が漂う。坂道AKBの楽曲「誰のことを一番愛してる?」で幕を開けたセットリストには驚きの声が上がった。続く「恋は倍速」では、メインメンバーの八木仁愛の力強い出だしが会場を揺さぶり、サビに向かって手拍子を煽ると会場の熱気は一気に高まった。

サマーチューン「FUNKY SUMMER」では、「熱狂のフェスになるよ」という歌詞通りの大粒の雨が会場を濡らした。だが、メンバーたちは顔を見合わせながら笑顔を浮かべながらパフォーマンスを楽しんでいるようだった。そして後半戦へ。杉浦が「次の曲は、こんな雨にぴったりじゃないかなって思います。爽やかな僕青もお願いします!」と曲を紹介して、「視線のラブレター」を披露。片想いの切なさをしっとりとしたダンスで表現し、びしょ濡れになりながら乱れる前髪が、曲の世界観を彩った。

「空色の水しぶき」では、早崎すずきが「皆さん、雨に負けてないですか! もっともっと声を聞かせてください! TIF HOT STAGEいくぞー!」と力強く声を張った。その呼びかけが効いたのか、雨は次第に弱まり始める。サビの水しぶきポーズにも力が入り、岩本理湖が新技のバク宙を決めると、会場は一気に盛り上がった。

ラストは、僕青が結成3周年に向かう二度目の全国ツアーでファンとともに育ってきた応援ソング「君と見た空は」。「さあ、走れ! 届け!」という真っ直ぐな歌詞は、まさに僕青らしさを体現している。ネームタオルを掲げるファンたちの声援が一層大きくなる中、メンバーたちはステージを動き、タオルを全力で振り回しながら会場を盛り上げた。

ステージ後、リーダーの塩釜も「チャンスを掴みにTIFのステージに立ちました」とその充実感を表現していた。4回目となるTIFは天候に恵まれなかったが、間違いなく、彼女たちの心にたしかな記憶が刻み込まれた。完売を目指す8月30日の豊洲PITでのワンマンライブ。挑戦に打ち勝って、僕青の新たな可能性を見せてもらいたい。

【セットリスト】
M1. 誰のことを一番 愛してる?
M2. 恋は倍速
M3.FUNKY SUMMER
M4.視線のラブレター
M5.空色の水しぶき
M6.君と見た空は
【僕が見たかった青空】
2023年6月15日に結成したアイドルグループ「僕が見たかった青空」(通称「僕青」)。結成3周年を迎えるタイミングで、6月3日に8thシングル「FUNKY SUMMER」をリリース。デビュー3周年となる8月30日には豊洲PIT「アオゾラサマーフェスティバル2026」の開催を控える。最新情報は公式HPをチェック
<取材・文/吉岡 俊、撮影/星 亘(扶桑社)>
「皆さん、雨に負けてないですか!」

写真中央、八木仁愛(やぎ・とあ)

写真左から八重樫 美伊咲(やえがし・みいさ)、金澤亜美(かなざわ・あみ)

写真左から早﨑すずき(はやさき・すずき)、金澤

バク宙を披露する岩本理瑚(いわもと・りこ)と見守る(左から)吉本此那(よしもと・ここな)、秋田莉杏(あきた・りあん)、伊藤ゆず(いとう・ゆず)、今井優希(いまい・ゆき)、長谷川稀未(はせがわ・ひとみ)、萩原心花(はぎわら・ここか)
4度目のTIFが刻んだ、確かな記憶

写真左から、柳堀花怜(やなぎほり・かれん)、杉浦英恋(すぎうら・えれん)、早﨑

リーダーの塩釜菜那(しおがま・なな)
- 写真左から柳堀、杉浦
- 写真左から、伊藤、青木宙帆(あおき・ゆうほ)
- 写真中央、八重樫
- 今井
- 写真左から、工藤唯愛(くどう・ゆあ)、伊藤、宮腰友里亜(みやこし・ゆりあ)、西森杏弥(にしもり・あや)
- 萩原
- 写真左から、岩本、柳堀
- 安納蒼衣(あんのう・あおい)
- 写真左から、上段:岩本、金澤、杉浦、八木、吉本、安納、柳堀、下段:須永心海(すなが・みうな)、八重樫
- 写真左から、西森、早﨑、長谷川、秋田、金澤
- 写真左から、安納、八木、八重樫、西森、早﨑
- 写真左から、秋田、青木、塩釜
- 写真左から、八重樫、工藤
<取材・文/吉岡 俊、撮影/星 亘(扶桑社)>
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