「メニューに黒毛和牛とあったのに、豚肉だった…」レストランを数か月の閉業に追い込んだ“驚きの事件”
生成AIは、今や、さまざまな分野で活用が広がっています。
議事録や、プレゼン資料の作成など、特にビジネス業務における利用頻度は日に日に増加しているようです。
一方で、経済産業省や総務省が公表している生成AIの利活用に関するガイドラインでは、AIが出力した内容には誤情報や事実と異なる内容が含まれる可能性があるため、最終的な確認や判断は必ず人が行う必要があると繰り返し示されています。
今回ご紹介するのは、長年の修業を経て念願のオーナーシェフとなった男性が、メニュー開発に生成AIを積極的に取り入れたことで思わぬ落とし穴にはまってしまった実録エピソードです。
便利なはずの最新技術が、店の評判を左右する大きな事態となってしまいました。

18歳という若さで故郷の鹿児島から単身上京し、都内の高名なレストランで修行に励んできた中島さん(仮名・33歳)。
長年の厳しい修行に耐え抜いた彼は、このほど念願だった自身の創作フレンチ料理店をオープンさせるまでこぎつけました。
店舗の場所として選んだのは、都心から少し離れた東急線沿線のエリア。かねてから店を出すならこの辺りだと決めていたそうです。
「店舗の場所は、もともとこの辺が憧れの地域だったのでとんとん拍子に決まったのですが、そこからが実は大変だったんですよ。だから、オープンまでには少し時間がかかりました」
開店を遅らせてまで時間をかけた最大の理由は、看板となるメニューの選定でした。
元々洋食の最前線で叩き上げられてきた中島さんは、修業時代から膨大な数のオリジナルメニューを考案し、自宅で試作を重ねるほど料理に対して熱い情熱を持っていたといいます。
「とにかく今回の独立にあたっては、自分の店でやりたいアイデアがいっぱい詰まっていたんです。だから、いくら時間があっても足りませんでした」と苦笑しながら語ってくれました。
お店の場所は決まったものの、メニュー決定までに想定外の時間を要していた今回の新店オープン。そこには、ある程度の食通相手のレシピや料理に慣れていたものの、お店は住宅街の中にあり、老若男女向けなメニューの開発が必至だったからなのです。
「考えれば考えるほどうまくいかないんです。高級料理は得意で、レシピなんかは頭の中にインプットされていたのですが、いろんな層に楽しんでもらいたいと思えば思うほど、なかなか決まらないんです」
そんな中島さんを助けてくれたのが「AI」でした。前々から興味があった中島さんは、試しにいろんなリクエストをプロンプトにして試したところ、びっくりするほど斬新で美味しい料理が完成したのだそう。
「AIも進歩していますね。あれほどまでにしっかりした回答が返ってくるとは思ってもみませんでした。だって、私の作った料理より美味しいんですよ!ここだけの話」
少し興奮気味で語ってくれた中島さん。「AI」のアイデアを盛り込むことで、その後メニュー作りは順調に進んだそうです。
そうして迎えた開店当日、SNSを駆使した事前の宣伝活動が見事に功を奏し、お店の出足は非常に順調で幸先の良いスタートを切りました。

※画像はイメージです。生成AIを使用しています
下積みを経て憧れの街に開いた念願の城
AIが考案した魅力的なレシピに感動
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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