女子大生アイドルユニットが急増中(?)のワケ【後編】
―[お茶女アイドルカフェ]―
お茶の水女子大学の学生によるアイドルユニット『お茶女アイドルカフェ』。今回、彼女たちへのインタビューを敢行し、女子大生による“アイドル”活動の実態、アイドル観を聞いてみた。
⇒【前編】今どき女子大生たちのアイドル原体験は?
――アイドルカフェを立ち上げたキッカケは?
まおう「模擬店でカフェをやろうとなったのが始まりです。それとは別に、一昨年のステージでアイドルダンスをしているグループがいて、そこから“模擬店+ダンス”でいこう、ひっくるめて「アイドル」と名乗ろうということで、『アイドルカフェ』という形になりました」
――アイドルカフェは学園祭でどんなことを?
まおう「アイドルカフェはその名の通り、アイドルとしてダンスをしたり、カフェのお給仕をしたりするのがメインですが、もう一つコンセプトがあるんです。それは、『学園祭の非日常再体験』です。私たちアイドルが後輩、お客様を先輩としてお出迎えします。学園祭で良い思い出がある方も、そうでもなかった人も(笑)、“あのときめきをもう一度”という感じで、一緒に高揚感を味わえたらと思っています」
――どんなパフォーマンスをするの?
まおう「カフェ内でのダンスライブ、特設ステージでのダンスライブを実施します。カフェ内では1日4回、2チームが交代で異なるセットリストのダンスステージ。公演を実施していない時間は、キャストとお話しながらくつろげるカフェとして開店しています。教室のキャパはだいたい70~80人くらいで、スタンディングスペースを用意しようと検討中です」
――今年のアイドルカフェのメンバーは?
まおう「昨年は40人近くで4年生のメンバーも多かったのですが、現在は1・2年生中心で、20人ちょっと。今後もっと増やしていく予定です」
――アイドルメンバーはお茶女生のみなのですか?
まおう「昨年は他大のメンバーもいたのですが、今年は基本お茶女生のみの予定です。お茶女生の独特の空気感を味わってほしいなと思っています。お茶女生って基本シャイなんですね。それが学園祭の高揚感でちょうどいい雰囲気が出るといいかなと」
―― 昨年との違いは?
まおう「今年から『アイドル研究会』を名乗ることにしました。非公認団体ですけど(笑)。昨年のダンスステージでは、流したアイドルソングがキッカケで、そのアイドルさんのことを知ってファンになった、という意外な反響がありました。『大ヒットしているアイドルだけじゃない!』ということを伝えていくというサブテーマで活動していきます」
学園祭シーズンを直前に控えた9月には、『お茶女アイドルカフェ』ほか女子大生アイドルを集めたイベント『UNIDOL(ユニドル)』(http://unidol.jp/)が開催される。取材班はこの動向を追いつつ、他大のアイドルグループも取材していく予定だ。オススメの女子大生アイドルグループがある方は、SPA!のTwitterや問い合わせフォームからぜひ情報提供を!
◆お茶女アイドルカフェ
2011年11月11・12日に開催されたお茶の水女子大学の学園祭『徽音祭(きいんさい)』で活動開始。twitterによる事前宣伝と、当日の口コミ効果で会場を埋め尽くす反響があったアイドルグループ。徽音祭のほかにも、東京大学の駒場祭などに出張ステージを行なっており、今年が2シーズン目の活動となっている。
【facebook】http://www.facebook.com/i.idol.ocha
【Twitter】https://twitter.com/i_idol_ocha/
【昨年の反響まとめ】http://togetter.com/li/214169
【画像】昨年の学園祭での活動の様子
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