女子大生アイドルユニットが急増中(?)のワケ
―[お茶女アイドルカフェ]―
大学生は夏休みに入り、秋の学園祭やミスコンに向けての動きが活発になってきた。近年の学園祭では、メイド喫茶だけでなく、AKBなどアイドルグループのコピーが流行っているという。取材班も東京大学の学園祭にて、KMB48(駒場)を取材(https://nikkan-spa.jp/216094)しているが、同様のグループが様々な大学から出てきているそうだ。
そこで今回は、お茶の水女子大学の学生によるアイドルユニット『お茶女アイドルカフェ』にインタビューを敢行。今どきの女子大生(1992年生まれ前後)による“アイドル”活動の実態、アイドル観を聞いてみることにした。
取材に答えてくれたのは、昨年の『お茶女アイドルカフェ』に参加したメンバーの3人、まおうちゃん・とりすちゃん・もふもふちゃん。活動に参加したキッカケを探るべく、まずは幼少期のアイドル原体験から話を聞いた。
⇒【画像】お茶女アイドルカフェの3人
https://nikkan-spa.jp/265788/idolcafe_18
まおう「私はSPEED、特に寛子が大好きでした」
もふもふ「私もSPEEDですが、生写真を集めたのは、モー娘。のゴマキと加護ちゃんからです。男性アイドルではw-inds.、漫画だとスラムダンクの藤間です。残念なイケメンが大好きです!」
とりす「私は三次元アイドルに興味がなくて……。昔からアニメとゲームが好きで、ファイナルファンタジーのエアリスに憧れ、セフィロスに初恋しました。エアリスは嫁にしたい! セフィロスは夫にしたい(笑)」
まおう「初めてハマったアイドルは、上の学年だとSPEEDで、大学生全体だと小学生時代にモーニング娘。という子が多くて、そこから『アイドルになりたい欲』が芽生えたという人が多いですね」
――それ以降のアイドル体験は?
まおう「中高生時代は、“みんなが好きなアイドル”がいなくて、それぞれがいろんなところにアイドルを求めていた時期でした。ジャニーズ好きになる子も多かったです。それから、大学入学の頃に、AKB48がテレビで大きくプロモーションされ出した時期で、忘れていたアイドル愛・憧れを思い出し、『私もアイドルになりたい!』という子が増えてきました」
――やはりAKBブームが火を付けたんですね。ちなみに、現在進行形で好きなアイドルは誰ですか?
まおう「推しメンはSKE48の松本梨奈ちゃんです! アイドルらしからぬ不器用さや突拍子のなさが自分に似ている気がして応援しちゃいます。それが許されるAKBグループという組織はすごいなと思いますし、そこが魅力だと思います」
もふもふ「アフィリア・サーガ・イーストのユカフィンです!ここしっかり強調しといてください」
とりす「三次元に興味がなかったのですが、AKBのまゆゆ(渡辺麻友)だけは別格です。2.5次元です! こんな女の子がいるのかと思いました。正に天使です。嫁にしたい……」
今どきの大学生(1992年生まれ前後)は、大学入学前後でAKB48をキッカケに、当時のSPEEDやモー娘。に抱いていた気持ちを思い出していたのだ。そして、大学での学園祭やニコニコ動画などの場で、自らも“アイドル”として表現を始めているのだろう。では、実際に、どの様な活動、表現をしているのだろうか? お茶女アイドルカフェのコンセプト、活動内容、2年目の野望を聞いた。
まおう「アイドルカフェはその名の通り、アイドルとしてダンスをしたり、カフェのお給仕をしたりするのがメインですが、もう一つコンセプトがあるんです」
⇒【後編】に続く https://nikkan-spa.jp/265675
アイドルカフェの活動内容、裏テーマ、2年目の野望とは?
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