友だちがいないと汚部屋化するのは当然!?
週刊SPA!8/21発売号の「年々、友だちが減っていく現象の恐怖」特集では、「友だち0人」を自認する独身者が4人登場している。特集担当者の話では、「友だちがいない独身者の部屋は、すべて廃墟のようでした」とのこと。「友だちがいない」生活が当たり前になると、誰かを部屋に招き入れることもないため、汚部屋化するのが自然の流れのようだ。
今回、特集に登場した山田幸一さん(仮名)の部屋は中でも特に酷かったようで、万年床の上には風俗雑誌やカップ麺が散乱。彼の寝床を、「洗ったかどうか臭いをチェックしないとわからない」(本人談)という洗濯物が取り囲んでいる。収納などは当然のように存在せず、仕事用のパソコンは1畳間のキッチンに設置された棚に無理やり収納。その下には吸い殻入りの缶コーヒーが兵馬俑のように放置され、ダメで濃厚な異臭が充満しているのだ。
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「いいじゃないですか。友だちはいないし、彼女もいない。誰かがこの部屋を訪れることはないんですから。ちなみに、洗濯機も風呂もありません。部屋では仕事するか寝るかオナニーするかしかないんで、なんとでもなるんです。もちろん、汚部屋だということは自覚してます。この部屋に誰かを入れるのは恥ずかしいから、デリヘルも呼んだことないですよ」(山田さん)
気怠そうに汚部屋事情を説明しながら歯を磨きだした山田さん。ふと見ると、食べ終わったカップ麺のカップを歯ブラシ立てのように使っていることに気づき……。
「いやいや。そんなわけないじゃないですか。これは雑貨屋で買ったんですよ」(山田さん)
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ここまで散らかっていると、ファンシーな雑貨もダメな使い回しのように見えてくる。「友だちがいない」生活は孤独を募らせ、ストレスを増幅させるだけでなく、生活感あふれる汚部屋化が進むことは間違いないようだ。 <取材・文/ナカソネ>
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