薬物を使わず脳内麻薬を出せる方法
◆薬物に頼らず、かつ苦労せずに脳内麻薬を出す方法はあるのか?
脳内にアドレナリンやドーパミンを出して快感を得るためには、ランナーズハイなどの運動系が王道なのは百も承知。だが正直なところ、手軽に気持ちよくなりたいのに、わざわざ運動するのはかったるい。何か楽にできるいい方法はないものか。
しかし、「誰でも手軽に気持ちよくなれる」として流行した脱法ハーブは社会問題になった。アングラ文化に詳しいライターのクーロン黒沢氏によると、「『ウチの店だけで17人死んでる』と自慢げに語る脱法ハーブ屋もいますからね」という。粗悪品も数多く出回っており、政府も近く違法化する方向で動いている。やはり、ホンモノの薬物は危ない。
一方、韓国ではここ数年「i-doser」なる“聴く麻薬”が青少年を中心に大流行となり、現在はリアルの麻薬を取り締まる食品医薬安全庁をはじめ、各政府機関が規制を強化しているという。だが、発祥元のアメリカやヨーロッパ、そして日本では今も普通にネットでダウンロードできる。危険性が高い脱法ハーブに比べ、実際の効果はどれだけあるのか。ちょっとコワそうだが、試してみる価値はありそうだ。
調査を進めてみると、ほかにも「薬物を使わず、合法的に、大した手間を掛けずに、脳内麻薬を出せる(かもしれない)方法」がいくつか見つかった。果たして、どれぐらい気持ちよく、どれぐらい悪影響があるのか。
読者の参考になるべく、本誌記者と編集者が人体実験を敢行してみた。
⇒韓国で禁止となった【聴く麻薬】を試す!https://nikkan-spa.jp/293362
【クーロン黒沢氏】
’71年、東京都生まれ。ライター。代表作に『デジタルスーパースター列伝』、『裏アジア紀行』など。カンボジア・プノンペン在住
イラスト/テラムラリョウ
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