「男の靴」で最も女ウケが悪いのは?
外見的特徴、何げない言動から、女は男の人物分析(品定め)をしている。彼女たちがそれを信じている以上、思い込みだ! 偏見だ!との反論もむなしい。その驚くべきプロファイリング理論を拝聴してみようじゃないか
◆そこまでの意図はないですが!?『ファッション・持ち物』でプロファイル
「服装は生き方である」と喧ったのは、かのイヴ・サン=ローラン。巷の女たちも、「ファッションがワンパターンな男は仕事もできない。発想力や柔軟性、遊び心のなさの表れだから」(26歳・アパレル)、「ワイシャツの袖口や襟元が汚れている独身男性は、結婚しても家事に非協力的」(26歳・IT)と、ファッションで男を語る。
とはいえ、オシャレならいいわけでもなく……。
「ブランド物にこだわるのは、自信がない証拠。コンプレックスの裏返し」(37歳・サービス)、「隙がないほどオシャレな人は神経質」(32歳・営業)、「アクセサリーをつける男はナルシシスト」(29歳・IT)と、やりすぎは逆効果となる。
また、「自分の見た目にお金をかける人は、相手にはお金を使わない!」(35歳・IT)というのは女子の間では定説のようで、「自分にお金をかけているのに、飲み会などでワリカンを強調する男は実家暮らしかマザコン。何事にも将来のビジョンが薄く、金銭的にも精神的にも甘えてくる」(30歳・公務員)という、痛い経験に基づくコメントもあった。
◆足元は顔より人格を表す!?
また、意外に見られてるのが小物類。「携帯を新機種にコロコロ替える男は、女にも移り気」(35歳・商社)、「ずっと同じ腕時計の人は彼女や嫁を大事にする」(24歳・医療)と、“小物を替える=飽きっぽい=浮気性”という図式は広く信奉されている。
「どんなにおちゃらけている人でも、靴がしっかりしている人は信用できる」(37歳・IT)と語る女性は多く、「靴が汚れている人は仕事ができない。足元にまで気を使えないのは仕事の詰めが甘い証拠」(27歳・金融)と断言する人もいて、まずは足元から整えるべし。
靴といえば断トツで印象が悪いのが、「つま先の尖った靴」。
曰く、このタイプの靴を履く男は「プライドが高く細かい」(31歳・営業)、「結婚相手に向かない」(40歳・サービス)、「自己顕示欲が強そうな気がする」(36歳・飲食)と散々だ。
「洋服や持ち物にピンクが多い男性は甘えん坊でマザコン」(25歳・公務員)とか、「赤い持ち物が多い人は女性への独占欲と支配欲が強い」(28歳・飲食)、「赤いフレームのオシャレメガネ男は頭はいいが、ドSの肉食系」(38歳・主婦)と、女たちの説に従えばおちおち好きな色だって使えない。
しかし、「ズボンの丈が微妙に短い人は、見た目や流行ではなく、自分の好みや機能性を重視しているわけで、人の意見に流されない意志を持つタイプ」(40歳・メーカー)なんてことまで言われると、まあ、よくぞそこまで深読みできると、感心すらするのである。
※すべて個人の感想です
― 女の独断的「男プロファイリング理論」に愕然【2】 ―
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