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海外脱出するならニューヨークが穴場

◆月1000ドルの生活費をNYで稼ぐのは難しくない
(中川博文さん(仮名)・34歳)

ニューヨーク「NYに住むなんてよっぽどの金持ちじゃないと無理!というイメージは大きな間違い。実際、一般的な日本人よりはるかに経済力のない中南米やインド、中国から来ている人たちがNYには溢れていますよ」と語るのは、3年前から夫婦でNYに住む中川さん。

 渡米のきっかけは、ほとんど思いつき。「昔から英語を学びたかった」というものの決して計画的な引っ越しではなかったという。

「秋に思い立って、その年の冬にはNYにいましたから(笑)」

 渡米時の貯金は約700万円。その他、不動産収入が月に3万5000円あった。ただ、実際そこまで資金がなくても十分とのこと。

「働けば何とかなります(笑)。ただ、あまりお金がないと、最初の仕事探しも余裕がなくなってしまうので100万円ほどはあるに越したことはないですね」

 中川さんの現在の生活費は、夫婦2人で月に約1800ドル。

「安く生活するコツは、やっぱり家賃です。今は月850ドルの1LDKに住んでいますが、以前は月850ドルの2LDKを借りていました。そして一部屋を別の人に350ドルで貸していたので、実質の家賃は月500ドル。これはNYでは格安でしたね」

 場所もマンハッタンではなく隣のクイーンズなどにすれば、かなり安くなる。そうした工夫をすれば、1人なら語学学校の学費を含めて月1000ドルで暮らせる。

「月1000ドルなら、ウエイターでも何でも学校に通いながら稼げます。知人には、バイトで月2000ドル稼いで貯金までしている人もいるくらいです。僕らもマッサージやギターを教えるなどの仕事をして、2人で月1800ドル稼いでいます。日本人の真面目さは周囲も知っているので、ネットで探せば仕事なんていくらでも見つかりますよ」

 多くの人種と接する機会が持てるのは、先進国の都市部ならではの経験。やはり住んでみると新たな発見は多いそうだ。

「中国人や韓国人と比べても日本人は少ない。アジア人同士の連帯感か、こっちだと中国人や韓国人ともみんな仲いいですよ(笑)」

― 海外脱出最新マニュアル【1】 ―




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