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海外脱出するならカンボジアがオススメなワケ

◆地元銀行の定期はなんと年利7%超!現在、利ザヤ生活中
(山田英夫さん(仮名)・34歳)

カンボジア 30歳のとき、それまで勤めていた繊維メーカーを退社した山田さん。

 1年のつもりで世界一周に出発したが、すでに4年が経過。最初の半年はタイに滞在、以降はカンボジア暮らしと、世界一周はおろか東南アジアすら回っていない。

「いやぁ、このユルい空気感が心地いいんですよね。旅を続けるよりいいやって思っちゃって(笑)」

 タイからカンボジアに移った最大の理由はビザの問題だったとか。

「タイって昔はともかく、自分がいたときはリタイアメントビザや学生ビザを持ってないと長期滞在は難しくて。でも、カンボジアは入国時にビジネスビザを取得して、あとで1年の滞在延長を申請すれば簡単に下りるんです。無職でもビジネスビザは取れるし、これを毎年繰り返せば、いつまでも滞在できる。これはデカいですよ」

 カンボジア移住後はプノンペンに1年半、以降は海辺のシアヌークビルに滞在。現在は家賃140ドル(約1万1200円)の1DKアパートに住んでいる。

「プノンペンよりも安いですね。まあ、ほぼ同じ間取りで1万5000円程度だったからどっちも安いには変わりないですけど(笑)」

 月々の生活費は約7万円。週に数回は酒を飲み、3日に1回マッサージを受けてもこの額で収まるという。しかし、いくら安くても長期間こんな暮らしを続けるにはまとまったお金が必要なはず。

「20代のとき、超ドケチ生活をして1200万円貯めたんです。今はそれを金利の高いカンボジアの銀行に預けています。5年定期で年7%以上付いていますね。あとはタイ株なんかも少々。昨年の洪水後の株価V字回復では、300万円ほど儲けましたよ」

 だが、普段は心を許した人間以外にはお金の話はしないとか。

「外国人長期滞在者に怪しげな儲け話を持ちかける詐欺が横行していて、日本人をダマす日本人もいるほど。個人的な印象ですが、タイよりも胡散くさいヤツが多い(笑)。その辺に気をつけておけば大丈夫」

 しかし、互いに警戒しなければならず、友人をつくりにくいとも。

「仕方ないのかもしれないけど、現地の日本人同士の交流が希薄」なのが残念だという。

― 海外脱出最新マニュアル【2】 ―




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