サラリーマンの究極のデフレランチは「白米弁当」!?
「サラリーマンのデフレランチを拝見」(11/27発売号)という特集を組んだ。デフレランチの一端を紹介しよう。
2つのタッパーにつめられた大量のご飯。梅干や沢庵、ましてや塩すらかかっていない、この真っ白な弁当を生み出したのは、会社員の水野翔太さん(仮名・32歳)だ。
「あまりにお金がなくて、食料を買えませんでした。でも、家にお米だけあったので、『そうだ、ご飯をおかずにしよう!』と閃いたんです。え、味ですか? お米の味しかしませんよ(笑)」
水野さんの月収は約15万円。家賃は月4万円とのことなので、なんとかなりそうなものだが……。
「実は僕、フィギュアやアーケードゲームにお金を使っちゃうんです。それで気づいたら財布が空になっていて、『給料日までの2週間、全財産の3000円で乗り切らなきゃ!』って(苦笑)」
最近では、1か月近く、1日2食のカップラーメン生活を実施。なんとか生活できたそうだ。
「でも、途中でガスコンロのガスがきれちゃって。唯一の食料を食べられなくなるとこでしたが、事情を職場の先輩に話したら、ガス缶をわけてくれました(笑)」
できることならその先輩には塩もわけてもらいたいところだろう……。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
新生銀行が全国2000人のサラリーマンを対象に行ったアンケートによると、昼食にかける平均額は510円だったという。2001年には710円あった予算は下がり続け、今では約3割も減少してしまったのだ。このアンケートを受け、週刊SPA!ではその実態を探るべく
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