仕事

月1万2000円で、沖縄に別荘を持つ方法

沖縄・那覇

沖縄・那覇郊外での移動は、趣味でもある自転車で。

 不動産の値崩れのせいか、住まうことの意識の変化なのか、平均的な年収でセカンドハウス生活を謳歌している人々が増えている。11/27発売の週刊SPA!「年収400万円からのセカンドハウス入手計画」特集では、震災以降物件価格が下がった熱海のリゾートマンションを500万円で購入した人や、遊び場として仲間と部屋を借りている人、ツリーハウスやログハウスを自作した人などを取材。その中から、月に1万2000円で、沖縄に別荘を持った広沢貴広さん(仮名・30歳・独身・公務員・年収約400万円)を紹介する。  大学時代に沖縄にハマり、社会人になってからも年3~4回は訪れていたという西沢さん。「いつかは沖縄に別荘を……」と憧れるも手が届かない夢であることはもちろんわかっていた。ところが、2年前思わぬ形で夢が実現する。 「学生時代の友人にも沖縄好きのヤツがいて、『那覇の郊外に手頃なアパートがあるんだけど、一緒に借りない?』と誘われたんです」  さらにダイビング好きの別の友人もこの話に乗り、結局3人で借りることに。家賃も言い出しっぺの友人が大家と知り合いで、3万6000円にまけてもらった。 「海から遠いし、立派なもんじゃないけど1人1万2000円は大きな魅力だった。金額を聞いて、その場で決めました」  しかし、いくら安いといっても毎月払い続けるのは負担では? 「今年は8回も行ってますし、ホテルより割安ですよ。それに夏からはLCCのエアアジアやジェットスターが成田~沖縄便を飛ばし、航空券も片道6000円台からと激安なので。おかげで今は沖縄も近場の温泉に行く感覚です(笑)」  アパートは借りた3人がそれぞれ好きなときに使用。ほかの2人は仕事の関係で平日休むことが多く、「休みがかぶらなかったのも一緒に借りた理由のひとつ」と話す。
間取り

セカンドハウスの間取りは、8畳+4.5畳の1DK。敷金・礼金は不要だったとか

「使う際は、事前に連絡するように決めています。あとルールは、“彼女以外の人間を部屋に入れない”、“私物を極力置かない”の2つ。友人とはいえ、ルールを作っておかないと後でモメますから」  誰かと共同で借りる以上、これは仕方ないところ。それでもこの方法なら高給取りじゃない人でもセカンドハウスが手に入る。 「友人に恵まれました(笑)。信頼できる人間がいれば、一緒に借りるのはアリだと思いますよ」<取材・文/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!12/4号(11/27発売)

表紙の人/有村架純

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