関西×東北のカップルはカルチャーギャップが大きい!?
年末年始を嫁やダンナの実家で過ごした人も多いはず。「所変われば品変わる」「郷に入っては郷に従え」なんて申しますが、やっぱり「えっ、何でそうなの?」と思うことってありますよね。そんな相方の実家でのカルチャーショック体験を、ドーンとまとめてお届けします! 今回はお笑いタレントのおさる氏に話を聞いた
◆一人っ子のカミさんの実家がなぜか14~15人の大家族状態に!
僕の実家は大阪なんでお雑煮は白味噌、カミさん(山川恵里佳さん)の実家は岩手県なんで合わせ味噌。それで正月は一悶着……ということもなく、我が家は合わせ味噌になりましたわ。カミさんに対して僕はトップ・オブ・イエスマンなんで(笑)。
でもカミさんの実家は面白いですね。一人っ子と聞いていたのに、実家に14~15人おるんですよ。どうやら近所の親戚みんなが自由に出入りしてるようで、食事はみんなで一緒に食べる習慣らしいんですわ。
その大家族の中に大阪人の僕が入ると大変ですよ。普通に「何してんねん!」ってツッコミ入れたら、怯えたような表情されてしまいまして。そしたらカミさんが「そういうキツい言い方やめて!“京都の小料理屋のおかみさん”みたいに柔らかく!」と細かく指定されましてね。あまり関西弁に免疫がないんで、怒られたと思うてしまうみたいですね。それからは「何してはりますのん?」とマイルドに言うてます。
ちなみに居間の長テーブルには常にせんべいとかおかきが大量に並んでるんですよ。ご飯前でもついついそれをつまんじゃうんで、いざ夕食になっても箸が進まない。これで食費を浮かすという大家族ならではの作戦なのかもしれません(笑)。
あと、やっぱりこの時期は雪がめっちゃ降るでしょ? だから正月に泊まりに行くと、ほぼ確定で雪かきをやらなあかんのです。でっかい一軒家なんで、もう半日仕事。で、その晩にまた雪が降ろうものなら、翌朝からまた半日かけて雪かき。だから最近は冬に岩手には帰らんようにしてますよ。夏ぐらいに行って、そこでもう新年のあいさつしてまうという。親戚の子らへのお年玉代も節約できて一石二鳥ですね(笑)。
【おさる氏】
お笑いタレント。モンキッキーから「おさる」に再改名。’07年に岩手県出身のタレント・山川恵里佳と結婚。中京テレビ『PS』などで活躍中
― [嫁&ダンナの実家]カルチャーショック体験集【3】 ―
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