雑学

ニューヨークで意外な日本食がブーム!?

ニューヨーク「日本食が海外で人気!」と言われて驚く人はいまや皆無だろう。それほどまでに世界的な認知を得た日本食だが、なかでもその象徴といえるのが寿司。もともと生魚を食べる習慣がない国々にも広まり、今や一時のブームを超えて食の一ジャンルとして、十分に認知をされている。さらにカルフォルニアロールのように、海を渡った現地で新たな進化を遂げ日本に逆輸入されているケースまであるほどだ。

 ここまで受け入れられた理由としては、目新しさとヘルシーさによるところが大きいはずだ。フライドポテトやステーキ、フライドチキンなどに代表される、油をこれでもかと使って「揚げる」、「焼く」といったかたちで調理される料理が多いアメリカでは、寿司のような素材をカットしたまま味わうという調理方法は当初こそ奇異の目で見られたが、徐々に認知が広がるにつれて、健康的でオシャレな食事として人気を集めていった。

 しかし、昨今、世界のトレンドリーダーたる都市・ニューヨークでは、「日本食=ヘルシー」の図式とは異なる兆しがある。その代表格がカツ丼。流行に敏感なニューヨーカーたちが、ランチ時ともなると、あのこってりとした一杯を求めて、列をなしているという。

 日本料理と食材を扱うチェーン店「サンライズマート」に足を運ぶと確かにメニューにある。しかも、実際に多くのビジネスマンがかなりの頻度で注文をしていることがわかる。

⇒店内の様子【画像】はコチラ
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=364534


 肝心の味はと言えば、「かなり濃い」という印象。ダシもしっかり効いているが、それ以上に醤油の塩分がガツンとくる。カツ丼といえば、日本で食べても甘辛く、相当味の濃いメニューではあるが、さすがアメリカのストロングスタイルは日本のそれを上回る濃さを誇る。アメリカで提供される豚肉はサシが入っている日本のものと異なり、かなり脂身は少ないため、噛み応え十分、日本ではあまりお目にかかれない固さだ。

 しかし、マズいのかといえば、決してそうではない。味付けは相当濃厚だが、方向性は決して間違っていない。丼中央に乗せられた紅生姜もいいアクセントになっている。ご飯全体に汁気が行き渡っているためどこを食べても塩っぱく、大変に喉が渇く一品だが、さすがに日本人・日系人も多い土地柄か、東京から1万キロ以上離れたニューヨークでも確かに日本の味を口にすることができた。

⇒RORK KATSU【画像】はコチラ
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=365071


カツ丼

RORK KATSU($6.95)

 サンライズマートでは、チキンとポーク2種類のカツ丼とともに天丼や牛丼などの丼モノや、寿司やそばといった定番の日本食も提供。さらには期間限定でおでんやおせちまで!

 なお、カツ丼が置いてあるのはこの一店だけでなく、日本食を提供するレストランにおいては、すでに新たな日本食の定番をひとつとして提供されているようだ。

⇒ニューヨーカーの様子【画像】はコチラ
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<取材・文・撮影/日刊SPA!取材班>




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