更新日:2012年02月09日 15:53
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20代女子の[自画撮り]事情

昔から自分で自分を撮影する女のコは多いが、誰にも見られることがない携帯電話、スマホの中には果たしてどんなお宝ショットが隠されているのか? こっそり聞いてみた! 自分撮り女子 「上目遣いのキメ顔のワンパターンばかりですね。メイクがうまくいったときとか調子がいいとき撮ります」(26歳・銀行)、「新しい洋服を買ったときに姿見に照らし合わせて全身撮ったり、美容院に行った後は必ず撮りますね」(27歳・アパレル)  これらは、まぁ、普通かな、と。しかし“自分大好き”に拍車がかかると、若干やり過ぎなコも出てくるわけだが……。 「街の珍しいものとか普通に撮りたいなぁと思うものはほぼ自分を入れて撮っちゃいます。“東京タワーwith私”とか、旅行をしたら“華厳の滝with私”とか、必ず入自分が入らないと気が済まないです。単に記録用にそのものを撮るってつまんなくないですか?」(25歳・人事)  はぁ、わからなくもないです。 「日がな一日撮りまくっています。 “布団にごろごろしている私”、“ランチを食べてる私”、“寝る前にパックをしてる私”と、芸能人気分でひたすら撮ってます。ただ、人に見せると、かわいくないくせに痛いコだって思われるから門外不出ですが……」(29歳・旅行)  写メを見せてくださいと尋ねると、「死んでも嫌!」とのお答え。ひとりアイドル気分は誰にも迷惑かけない行為なので、OKですよ、全然。 「ペットと一緒に撮ると3割り増しでかわいく見えると言われているので、愛猫との写真がほとんどです。たまに友達の赤ちゃんと一緒に撮ったりもします。赤ちゃんと撮ると、母性が顔に出てくるみたいで、評判いいんですよー。ブログ用です!」(29歳・出版)  友達の赤ちゃん、というところはあえて突っ込まないでおく。ちなみにかわいく撮れるポイントを聞いてみると、「カメラのレンズを指紋で汚すとちょっと全体がボケるのでキレイに映ります」「ベタですが、アゴを小さく見せるために逆さピースとかしちゃいます。ギャルだと突っ込まれてもやります!」と、みなさん、苦労してるんですね。  また、彼氏がいるコは、「催促されるっていうのもあるけど、甘え顔とか、下着姿とか、ちょっとエスカレートすると、裸とか……」(25歳・パート)と、ちょっと過激な撮影をするが、己の満足のためにセルフヌードを日々撮影するコもいる。 「芸能人が若いうちにヌード写真集を出すように、ピチピチの頃は記録しておきたいものです。ただ、普通に撮っても醜いだけなので、角度をつけたり、何度も何度も撮り直して試行錯誤しています。ヘアやトップは見せないのがコツです」(28歳・事務)、「頑張って谷間をつけたり、ホント苦労するんですよ」(32歳・ライター)って、そこまでして撮るものか?  もちろん、中には、「まったく撮らない!」「バカバカしい!」というコも多い。だが、とある取材対象者から、自分撮りのススメを強く主張されたので、最後に記しておきたい。 「ふと昔の自分の写真を見ていたら、若い頃の自分の可愛さに驚きました。今の自分がいかに劣ってしまったかを実感できます。肌のハリツヤがある時期にいっぱい自分の写真は撮りだめておくべきだ、と思いました。当時も自分で自分のことを可愛いとは思えませんでしたが、経年劣化後にかつての自分を見ると、やはり若い時は若い時なりの輝きがあるのです」(32歳・金融)  みなさんもぜひ! 取材・文/まいまい
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