凡人サラリーマンこそ「非効率」でいこう
3/18発売の週刊SPA!では「利益・効果が10倍に![レバレッジ渡世術]14連発」という特集を組み、人とは違った発想で逞しく生きる人々の「禁断の戦術」について報告している。人生にレバレッジをかけたいと願うサラリーマンはぜひご一読を! <文/週刊SPA!編集部>
【鈴木進介氏】
コンパス代表取締役。「逆転の思考術」をテーマに経営コンサルタントとして活動。20~30代の若手社員から「社外先輩」として圧倒的な支持を得ている。5月9日に扶桑社より『スマホは捨てろ!』を発売予定
「人生偏差値55からの“逆転の思考術”」を掲げる経営コンサルトタントの鈴木進介氏は、「“無難な人”から脱却すべし」と語る。
「これまで100社以上に関わってきましたが、日本企業の閉塞感は“無難な人”がつくりだしています。仕事において明確な目的を持たず、目の前の仕事をこなしているだけの人がいかに多いことか。“無難な人”はリスクを避け会社にぶら下がっているだけの存在です。自分は違うと思うかもしれませんが、社内の上位10%に含まれていないサラリーマンは大抵“無難な人”に該当します」
何とも手厳しいが、だからこそ「“無難な人”はテコの効用が大きい」とも。
「仕事ができないわけではないので、戦術を持てば、驚くほどレバレッジがかかります。その一つが“逆張り”です。仕事習慣は常に人の逆を意識します。例えば、社内メールは禁止してすべて会いに行く、ダイレクトメールを止めて手紙を送る、何でも構いません」
そんなアナログで“効率万能野郎”を凌駕できるのだろうか?
「僕はかつて上場企業100社の社長に直筆の手紙を送り続け、30社からアポを取ったことがあります。電話やメールじゃ絶対にムリでしょう。人がやらない非効率だからこそ心に刺さるのです。100本のバラを1回贈るより、1本のバラを100回贈れ、です」
まさに至言なり。
『週刊SPA!3/26号(3/18発売)』 表紙の人/中川翔子 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
『スマホは捨てろ!』 「会社で生き残る」ための戦術を徹底的に考えた |
ハッシュタグ